第4話
もしもし!
もしもし!
ガガガガガガガガガ。
ビーーーーーーーーーー。
はぁ。全然通じない。届かないや。
どうしたもんか。
通信を遮断されてるのかな?
早く、連絡がとりたいのに。
「ミズ。君は少し休んだ方がいい。」
「ああ、ありがとう」
僕はずーっとテレパシーを送っている。
地球にいる、かつての僕に。
「今、ちょうどオレと出逢ったところだろ?」
「ああ。そうなんだ。シロと逢ったところ。本当は、逢う前に伝えておきたいことがあったんだ。はぁー。」
「オレは、アイツと通信できてるぜ。だから少しは安心しろって。」
シロはそういうけど。なかなかコイツ説明ベタだからなぁ。信用出来ない。
伝え方をあやまると、今の地球じゃ精神病って偏見買っちゃう時代。
オレをそんな目に合わせたくないし、その頃のシロだって、どこまで真剣にその情報を受け止めてるか分かったもんじゃないし。
君が言った言葉に、僕は嫉妬している @Yow
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