『お騒がせ戦士ハイテンショーン!』
ピ「お邪魔しまーす!!」
──ドカーンッ!!──
王「Σな、なんだいいきなり!?」
桃「またいちゃもんつけに来たんですか!?」
世「飽きない人達ですわね、まったく」
熱「ヤッフゥ!!!! ちょうど暇してたところだぜい!!」
マリ「……zzZ……」
ピ「愛と正義の、セーラー服美少女戦士、セーラームーン参上!!」
王「えっ!? 愛と正義!?」
桃「男子は学ランですよ!!」
世「どこの誰が美少女ですって?」
熱「燃えるぜ萌えるぜぇぇぇ!!」
マリ「……zzZ……」
カス「同じく! 火星を守護にもつ、情熱のマッチ戦士、マーズ今田参上!」
マッ「同じく同じく……水星を守護にもつ、超エリート戦士……キング・オブ・マーキュリー参上……」
トロ「同じく同じく同じく! 木星を守護にもつ、勇気リンリン戦士、トロピカルジュピター参上!」
ナル「同じく同じく同じく同じく! 金星を守護にもつ、美しきグラマー戦士、ヴィーナス・富士子・オクターブ参上!」
桃「なんかちょいちょいおかしい気が……;」
ピ「身勝手な社会の常識で私達から自由を奪うなんて……もう許さないわ! 月に代わって、お仕置きよ!」
カス「火星に代わって、爆撃だ!!」
マッ「水星に代わって、フフフフフ」
トロ「木星に代わって、皆殺しデース!」
ナル「金星に代わって、ムシャムシャモグモグ」
王「…………;;」
桃「もはやセーラームーンでもなんでもない;」
世「とりあえずこの矢でブッ刺しますわ」
熱「そんなに食べちゃまたデブるじゃないか富士子すわん!!」
マリ「Σモルモルの声!?」
ピ「みんな! 行くわよ!」
ヘンテコズ「「「「おおー!!!!」」」」
ピ「セーラー神拳超秘奥義!! ムーン・ティアラァァァァアタタタタタタタッ!!!!!!」
王「Σそっちには誰もいないよ!?」
カス「イチ・ニ・サンダー・俺イマダー超秘奥義!! ファイヤァァァァァァァァァァァソォォォォォォォォウルッ!!!!!!」
桃「キャアァァァァァァァァッッ!!!!!! スカートが燃えてるぅぅぅ////!!!!!!」
マッ「マリマリモルモル超秘奥義……悪魔のような微笑み……フフフフフ!!」
マリ「アハハハハ!!」
世「イヤァァァァァァァ!!!!;;」
凛「妹取られて涙が止まらない超秘奥義!! うわぁぁぁぁぁぁん!!!!;;」
マリ「お姉ちゃん泣かないで!! お姉ちゃんが泣いたら真理もっ……うわぁぁぁぁぁんっ!!!!;;」
ナル「お腹が空いて死にそう超秘奥義!! ガツガツバリバリ!!」
熱「死んじゃダメだが食べてもダメだ富士子すわぁぁぁぁぁんっ!!!!!!」
王「――みんな! 大丈夫かい!?」
桃「きゃあぁぁぁぁっ!!!! こっち見ないでくださいっ//!!;;」
世「……──チーン──……」
熱「富士子すわぁぁぁぁぁぁぁぁんっ!!!!!! またそんな醜いお姿にぃぃぃぃぃ!!!!!! ぬうぉおぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!;;」
マリ「ぶわぁぁぁぁぁ~んっ!!!!;;」
ピ「──おいお前ら!! 真面目にセーラームーンごっこするつもりあんのかよ!!」
カス「は? セーラームーンごっこ? なにそれおいしいの?」
マッ「どんな手であれ敵を一人戦闘不能にしましたよ……フフフフフ」
凛「うえぇぇぇぇぇんっ!!;;」
ナル「ふぅ、食べた食べた♪」
王&ピ「なんて惨状なんだ……;;」
桃「桃子……もうお嫁にいけないっ……うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!;;」
カス「もとからお前を拾う男なんていねぇよ!! フハハハハ!!」
世「……アハ……アハハハハ……」
マッ「泣きながら笑うとは……器用ですね……フフフ」
マリ「真理のせいでお姉ちゃんが泣いてるよぉぉぉぉぉうぅぇぇぇぇぇぇぇん!!!!;;」
凛「ま、嘘泣きですけど」
マリ「Σえっ!?!?」
熱「俺っちは!! 俺っちはまた富士子すわんを守れなかった!! なんて情けない男なんだっ!! ぐおぉぉぉぉぉぉぉぉおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!;;;;」
ナル「うるさい泣くなっ!」
王「…………。みんな、なんで泣いているんだ……;;」
凛「正生徒会で泣いていないのはお兄さんだけですね」
王「君達の目的はなんなんだい!?」
凛「さあ?」
王「さあって……」
凛「私はセーラームーンごっこに付き合っていただけですし」
王「こんな派手な遊びしちゃダメだよ;; あんまり騒ぐとまた怒られるよ」
凛「ふっふっふ、教師なんて一瞬でチリゴミデース」
王「でも母さんが……;」
凛「甘いデス! ママが外出中なのは把握済みデース!」
王「えっ、そうなんだ」
凛「これで私達を邪魔する者はイマセーン! お兄さん覚悟!」
王「ちょ、ちょっと待っ──」
?『──そこまでよ!』
凛「Σ!?」
?『神聖なる学び舎を荒らすなんて、許さないわ! ──百合花に代わって、お仕置きよ!』
凛「百合花に代わって!? その台詞はまさか……!!」
爺「ほれほれ、どっからでもかかって来い若造め!」
凛「あのジジイ超うぜぇ」
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