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「誤字は『とても適切とはいえない表現』だから表現力を疑われても仕方ない」って話。

「誤字は『とても適切とはいえない表現』だから表現力を疑われても仕方ない」って話。

休峠圭織

おすすめレビュー

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★★★
★30
11人が評価しました
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本文ありのおすすめレビュー

  • 文屋旅人
    29件の
    レビューを投稿
    ★★★ Excellent!!!

    心に刺さる、忍ぶ刃

     何という心が痛い作品だ。
     五時というものは、慎重に備えてもすっと刺さるもの。
     ほら、つらつらと心が思うままに打ってしまうと上のように奇妙な誤字が出てしまう。
     五時と誤字、こういった間違いは極端かもしれないが物語を書くときには必ず生まれてしまう。
     そして、この誤字の厄介なところは読み直した時、書く人間はその文の意味するところに最大の注意を持っていき、誤字を頭の中で正常に誤認してしまうことだ。
     この作品は、そんなものを書く人間を強く諫めてくれる。
     なんとも、面白い刃だ。
     

    • 2020年1月4日 12:23