カクヨム、冬の3本勝負!!『「ウイルスって何ですか?」――ウイルス研究者の異世界冒険記――』編

烏川 ハル

今回紹介する作品はこちら!

 カクヨムコン参加作品である『「ウイルスって何ですか?」――ウイルス研究者の異世界冒険記――』について紹介させてください。

 カクヨムコン参加作品といっても、現在連載中の作品ではなく、すでに完結した作品です。放っておいたら、埋もれてしまうことでしょう。でも「完結済作品こそ読みたい! 途中でお預けを食らうのは嫌だ!」という方々も、おられますよね?


【タイトル】

『「ウイルスって何ですか?」――ウイルス研究者の異世界冒険記――』


【URL】

https://kakuyomu.jp/works/1177354054889084138


【ジャンル】

 異世界ファンタジー(いわゆる異世界転生ものです)


【あらすじ】

 穏やかな田舎村で、幼馴染マールと共に冒険者として暮らすラビエス。彼には重大な秘密があった。彼は本来のラビエスではなく、ラビエスの肉体に宿る魂は、異世界転生してきた別人――若きウイルス研究者の魂だったのだ。

 異世界ファンタジーの世界における冒険者生活の中では、ウイルス研究の知識・経験など一見役に立たないように思われるかもしれない。しかしラビエスは、おのれのアドバンテージをきちんと活かして、それなりの成果を上げてきた。ラビエスもマールも、危険で大規模な冒険には手を出さなかったから、というのも理由の一つだったが……。

 転生前の趣味だった合唱の経験が、思わぬ形で役に立っている、転生者の少女パラ。この世界で生まれ育ったという点ではマールと同じ、つまり転生者ではないが、それでも特殊な魔法が使える令嬢リッサ。仲間が加わる度に彼らの冒険は広がりを見せて、かつて経験したことのないような、おそるべき敵とも出くわす(第一章「コウモリ城の呪い」)。そして四大魔王討伐という話にまで発展した結果、魔王との対峙において、この世界の秘密の一端を垣間見る(第二章「魔の山に吹く風」)。

 ラビエス以外の視点も交えることで、時にはラビエス以外を主人公として扱ったり、登場人物の見た真実が真実とは限らないことを読者に示したり、それぞれが心に秘める想いに触れたりもしながら、物語は描かれていく。そしてラビエスが『研究者』から『冒険者』に成長したところで、物語は幕を閉じる。

   

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