第5話茶道部
小夜子は5月に茶道部に入った。先生は外部の方で、年配の女性だった。
「どこの中学だったの?」
「田島北中です」
「あら、ウチの孫も田島北中学よ、今年明星高校に入ったんだけど」
「何て言う名前ですか?」
「吉川健司よ」
「あら、1年のときに同じクラスでした。吉川君の家にも遊びに行った事があります」
青陵高校は、古い高校なので茶道具がたくさん揃っていた。茶碗と棗はいいものが有ると、先生に褒められていた。
小夜子がお茶は全く初めてだと言うと、先生は簡単にお茶の飲み方を教えてくれた。
あまり緊張せずに楽しめばいいと言ってくれた。
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