第11話

朝 「おはよう〜」

2号も 3号もスヤスヤ寝ている。全くピクッリとも動かない。二人とも。


「おはよう」2人の布団をはがした。「起きなよ」


「おはようございます」1号が立っていた。

「おはよう 1号 朝御飯できてる」  

「今すぐに」


先まで寝ていた。2号と3号がベッドに上半身だけ起き上がっていた。目は開いていない。片目だけ空いている。


「じゃあ 朝食を食べるね」

ベッドを通りると寝巻きのまま、食堂に向かった。足にはスリッパ。


キュキュと足にめり込ませるように爪先を鳴らす。そして浮いた。


少し遅れて 小走りに走る影が二つ。2号と3号である。


「ミサトレーヌさま」二人が宙を浮いてやって来る。


ゆっくりと飛ぶミサトーレヌに勢いよく飛ぶ二人はすぐに追いつく。両手を広げて二人の手に繋いだ。


右手に左手の2号、左手に右手の3号。


3人で着地する。食堂はドアが空いている。ゆっくり歩き出す。


「ここね」

「はい」「はい」

先に座るとジィがミサトレーヌの分を持ってきた。2号が椅子から降りて自分の食事を取りに行った。3号も遅れて取りにいく。


大きなトレーに大きな大皿に卵二つとウィンナー三本と野菜かチラホラと乗ってる。

それに2つのコンガリ焼けたトーストが二枚。

小さなスープのようのカップにコーンクリームが入ってる。


モモカのが 小さなトーストが二枚 卵が一つ目玉焼きにウィンナーが一本。それにコーンクリームが小さなコップに一杯。以上である。


ナイフを右手にホークを左手に持ってみんな出席しています。モモカが全員揃ってます。


「ではでは 皆さん 頂きま〜す」

「頂きます」頂きます」 頂きます」頂きます」・・・」一斉に声を上げた。


ワイワイガヤガヤ 声を出してワイワイガヤガヤと騒ぎ出した。


「明日 式典の時 横に立ってくれない。ねぇ 2号 3号」

「・・・」「・・・」


「うーん あぁ・・・そうだ 名前をつけてあげる。 あなたはツイスト あなたはトリニティー

ねぇ いいでしょう」

「・・・はい」「はい」


「じゃあ 皆さんご馳走様でした」

「ご馳走さまです」ご馳走さまです」ご馳走さまでふ」・・・・」


「あした バイバイ


「ジィ 飛行艇出して」

「わかりました」







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