第6話

2、3歩走り出すと空に浮いた。

「はやくいきましょう ジィ」


静かにしていたモモカが旦那様と言うと


イッセイに「旦那様 旦那様・・・」と叫び始めた。


急激に走ってjumpすると加速をはじめた。スフィアには下に湖がある。浮いているのだ。


ゆっくりと自転している。ミサトレーヌがその領域にいくと水面が賑わいだち 両端に波が立つ。


苛立ちが止まらない状況である。もちろんモモカの旦那様である。そんなつもりはないのに苛立ちが治まらない。


「応接間まで行くよ」

「はい」


4人はそのまま湖に入る。けど飛んでいる。飛行しながらのがわかりやすい。


左右 折り込みのある入口を通る。空気の流れを考慮して左右に段差がある。


応接間まで通じる通路を通って行く。仕事を終えたモモカたちが通路を歩いている。


「ジィ」

「ミサトレーヌさま 頭上を行きます」すぐさまにジィが答える。


凄いスピードでミサトレーヌさまが通る。脇による。そして モモカが「旦那様だ 旦那様だ」と発する。


超能力で話してるわけではない。頭頂部に骨伝導を言葉に変換する無線がついているのだ。


ミサトレーヌはスピード増し

応接間に着いた。ドアノブを握ると手前から大勢が「モモダンが旦那様 旦那様」と叫びなから歩いてくる。


「はやく入ってくれる」

[ガチャッ」全自動引き戸である。ドアノブを握る時だけ空いて話すと時間設定で閉まる。1秒足らずで閉まる。


ミサトレーヌ以外の指紋にはそのタイプは対応していない。


ドアの前を通路側のドアが開くことはない。




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