第2話 初めの人
「むかぁ~し昔の事よぉ」
「どれくらい」
「うぅ~ん、こぉ~れ、ここえこぉ~」
ぽんぽんと、
今から思えば、
「えぇ~かぁ~、大長老様から数えて、ばぁ~ちゃんは一四代目よぉ」
「
「数はぁ~、まだ数えれんのかぁ~」
「
「賢いぃ賢いぃうんうん、ならばぁ~ちゃんと数えよう、えぇかぁ~」
「まいれっ」
「おぉ~
私は指を折って数えた、と思う。
「えぇ~ぞ、
そして
「
「
「そぉじゃぁ~、数えてみぃ~」
「
「そうじゃぁ、あそこにおるのは誰じゃぁ」
「ママ」
「幾つじゃぁ」
「
「次はだれじゃぁ」
「
「そうじゃなぁ、幾つになった」
今度は
「
「そうじゃそうじゃぁ、
話を思い起こすと、私はどうも大長老様の直接の
そして
だって、私は平たい顔族なのに、スージーお姉ちゃんは
金色の髪、
ぜぇーんぜんちがぁーーーうっ。
それに大長老様。
私がおじいさんと言ったのは、たった一つの理由からだった。
並ぶ
でも
大長老様ぁ~、ひゃぁ~~~、ばくばくするぅ~。
そのお顔は彫りが深く、鼻筋が通り、瞳の色は分からないけど、長いまつげ、彫刻の青年の様、超美形。
でも、・・・肌は赤みがかり、とても亡くなっている様には見えなかった。
ただ眠っているみたい、それに
「神様が人をお
「
「
「
「そじゃそうじゃぁ、でも、しておったぁ~」
「どうして
「一番の神様を決める為じゃぁ~」
「じゃんけんにすればいいのに」
「そうじゃな、そうじゃそうじゃ、しかしのぉ、神様達は、片方の神様がいなくなるまで戦ったんじゃぁ」
「いなくなるまで、何処かに行っちゃたの」
「うんにゃぁ~~~、炎と
「お魚みたいに焼いたの」
「まぁ~、そうじゃなぁ、・・・近頃の電子れんじ、みたいなものかのぉ~」
「
「
「いやいやぁ~、真っ白い灰になるまで、
う~~~ん、神様って、
「ふ~ん」
「そして、一番になった神様はなぁ、色々な物を作るのが、じょぉ~ずな神様を呼び、残った灰で人を
「変なの」
「そうじゃな、変じゃなぁ~、それから灰を
「
「えんじゃえんじゃ、それで」
「それでどうしたの二人しか
「あぁ~、二人はなぁ、神様達から色々な祝福を受けてなぁ、大地からも色々な
「
「うん、お友達かいぃ」
「そう」
「そっかそっか、でもお友達じゃぁ~ないのぉ、
「ふ~ん、どうやって増えたの」
「あぁ~それはなぁ、男がなぁ、女に」
「
「あぁ~、
「ダメですっ」
「神様の灰で
「その人達は死なないんでしょう」
「おぉ~そうじゃそうじゃぁ~、これはのぉ、黄金の種族になってから分かった事なんじゃとぉ」
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