チョコレート。
もう少しで二月になる。
二月のイベントと言えばバレンタインデーだ。
女子が騒ぎながら大切な人に贈るチョコレートを一心不乱に悩む
呪いのイベントと言っても過言ではない。
寒い街中をバレンタインデーとでかでかと書かれた旗を横目に、そんなことを考えていた。
ちなみに私は毎年、同性の友人にバレンタインデーチョコというものを送りあっている。
去年の友人からもらったチョコレートは可愛くラッピングされた包みの中に丸いコロコロしたチョコレートが5つほどはいっていて。
一口食べると口内でとろけだすほろ苦いチョコレートは非常に美味しかった。
あれは、トリュフチョコらしく、作るのが大変そうなのを、わざわざ作ってきてくれた優しさに思わずほころんだ。
友人は私がホワイトチョコが苦手なのだと勘違いしていたらしく。
確かに。自らホワイトチョコを手にしたことはないので、そう勘違いされても仕方がないなあと思いながら
友人にチョコプリンを送った。
チョコレートはアポロが好きだ。
箱のパッケージも好ましい。
アポロと大きく真っ赤に縁どられた文字に。
可愛らしい真っ赤な苺達が舞っている。
箱からだすと、コロコロと可愛らしい音と共に上下色の違うチョコレートが出てくる。
一粒で二度おいしいのだ。
甘いミルクチョコレートを刺激するような苺の酸味と甘みを含んだアポロはチョコレートの王といっても過言ではない。
価格もお手頃だし、パッケージは可愛いし。見た目でも楽しめて、美味しい
読者諸君も高いチョコレートをわざわざ送るより、自分が一番好きなチョコレートを送ってみるのもいいかも知れない。
まあ、私には無縁の話なのだが。
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