第3話ようこそコスプレ居酒屋、魔王へ!(上)

いらしゃいませと黒い鎧を着た店の主人らしき男が微笑みながら言う。お、なんだ?

コルメかしばらく見なかったな、何してた?仕事とよ仕事、忙しいのよ毎日毎日デスクに向き合ったり張り込んだりと愚痴をこぼし始めるコルメ。


あーそうかそういえば警官だもんなお前、ご苦労様ですコルメ捜査なんてなと席に座るように笑顔で勧める店の主人、でそちらの男はお前のこれか?と小指を立てる主人。


いやー良かった良かったコルメ彼氏欲しい欲しいて店来るたび言ってたからさー迷惑してたんだウンウンと腕を組んでうなずく主人。


ちがぅ、なに?ちが、聞こえない、ははんー彼氏の前だから猫被ってるな、と笑顔で主人はコルメの肩に手を置いて喋る、コルメの顔は鬼の形相でいる事に主人は気付かない、あんちゃん名前はとマーキルに名前を聞いてくる主人、マーキルですとマーキルは答える。



そうかマーキルかマーキル良い名前だなと主人は言うとマーキル俺はこの城コスプレ居酒屋の主人トルリドーニだよろしくと握手を求めて来た。よろしくとマーキル、ドーニでいいぜと。


トルリドーニじゃ長いしな、ドーニあのコルメが先から言ってるけど違うて、ねーマーキル離れて居てと地獄底から響く声でマーキルに話しかけるコルメ。


へぇあぁ、分かったとマーキルは言う事が出来ずにただ首を縦に振るしか

無かった。へぇ?マーキル俺たち友達だよな、なああーなああああ。

さっき会ったばかりだけどさー

辞めろコルメ考え直せ、あ、そうだ良いワインが手に入ったんだ、」それでどうだ!わかった日本酒も付けてやる!わかったコルメが食べたがってたケーキ屋に並んでなんでも買ってきてやるからー!!


本当とコルメがトルリドーニの顔面にすれすれのところで拳を止めて聞く、あぁ本当だ誓うから殺さないでとトルリドーニ。わかったケーキのためだもの今回だけ許してあげる。


はー助かったと腰を抜かしているトルリドーニ。でそのマーキルて奴は何なんだ?

私達と同類よ多分ね、初めて会った時ハチ公像を魔物とかゴーレムとか言ってたし。しかも私にぶっかた時訳の分からない事言ってたから私がさっき翻訳魔法かけてあげたの。

とコルメは肩を竦めた、ふーんなるほどねとトルリドーニ

何か飲み物を用意しながらトルリドーニは聞いていた。じゃ俺達の事も?とトルリドーニが聞く、ええ少しはね、一杯やんなとトルリドーニが飲み物を置く。

ドーニこれは何とマーキルは筒の様な物を指して聞く。


んぁストローてんだ、後ドーニこの黒い液体から泡が出ているけどこれは?コーラだ初めてだどビックリするからなーまー毒じゃ無いから、、安心しなとカラカラと笑う、じゃあありがたく貰うよ、おうツケな、げほげほとマーキルは初めての炭酸と後からツケなと言う言葉に大きく困惑して咳き込んだ。


大事ぶマーキルとコルメが背中かをさする。ドーニ!コルメに睨まれてトルリドーニはワリ冗談だ冗談 と頭さする。ドーニコレ本当に毒じゃないの口の中痛いし胃が膨れた様に感じるし。炭酸はそう言う飲み物なんだよと頬付き優しい表情で俺の事を見るコルメな何だよイヤー可愛いなー想ってただけ。


なな俺は顔を赤くしてそれが恥ずかしくてどんどん赤くなる。あ、嫌俺たち恋人同士じないしでも!続きを言おうとした時。そう言うことはうちじゃ無くて他所でやってくんな!とドーニココには色々やっが来るわけよ俺も元魔王だしなとドーニ

後コルメは元勇者だぞ。えーードーニ元魔王だったのと口から魂が出ているマーキルだった。



コルメも元勇者ー驚きの余りに魂が飛び出て、魂い事動くマーキルだった。なんか浮いてる浮いてるマーキルごっくんと魂いをの飲み込んだマーキル。大丈夫かと

ドーニが心配そうな顔で聞いて来る。


大丈夫だ、てかもうすぐくる奴は来るかもね

お、空いてんじゃんドニち、「キンキンに冷えたビールと揚げたてコロッケね」


おょ、と戯けた様子で俺とコルメに寄って来た。コルち、にもとうとう春到来?

きゃーうらやまと話しかけている。


始めは無視していたコルメはとうとう違う!と大きな声で言う、口喧嘩を始める、その女はピンク髪で髪に軽くカールを掛けている、弱そうに見える女が魔力量か計り知れない事をマーキルは気がついて数次種類も魔力を練っていただがその時ドーニはここじゃあ暴力沙汰は禁止になってるから大丈夫だ、見て居ろ、あいも変わらずちちちちちち五月蠅いのよ鳥かアンタは!



違うしー可愛いじゃん。ち、て付けるとこの可愛いさが分からない何てか〜わ〜い〜そ〜う〜、何処さー彼コルちの彼氏じないだったら、もしかして私らと同じなわけ、コルち、彼の名前はなんて言うの~?彼はマーキル、

わ〜し〜は〜〜ジィリーカマンナていいまーす、よろぴく、ぴくヨロ

よろしくね。マーキち、嫌俺はマーキルだ!


だからマーキちでしょ?だからマーキルだ!

だ、か、らマーキちでしょ?ちがーうマーキル、ルがつくの、えー可愛いくない、その時

ガラガラ、いらしゃいと入ってくる者達がいた

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る