第29話 神社の調査と怪しい謎の装置


 刈谷家との話がどうにか無事にまとまり、これでようやく霊量士(クォルタード)、そして現霊士(レヴェネイター)の修行ができるとあって、響たちは期待に胸を膨らませていた。


 早くあのような恐ろしい脅威を倒し、自分たちのような辛い思いをする人を増やさないようにしたい、そう3人は思っていたが、師であるハーネイトと伯爵も、また同じ思いであった。


「ハーネイト先生、これで本格的な修業ができるわけっすよね」


「ああ。だが私の指導は手厳しいらしいと評判だぞ?」


「でも、あんな奴らの好きにはさせたくないのです」


「だからそのために、対抗できるこの力を磨くんだろ?兄貴」

 

 翼が自身のことを兄貴と呼ぶことについて、ハーネイトは故郷に置いている弟子の1人であるアリスのことを思い出しそっとつぶやいたのであった。


 そのアリスという人物は、自身を慕い魔法術の弟子として支援をしてくれる存在であるのだが、いつも兄貴と呼んでくるためハーネイトは苦笑いしつつ彼女のことについて話をする。


「兄貴呼ばわりか、そういや、アリスは元気にしているかな……」


「アリスって誰ですか?」


「ああ、私の弟子みたいなものだ。魔法のね。いつも兄貴呼ばわりしていたからね、あの子は」


 今から数年前に彼は、故郷で起きた土砂災害により瀕死の重傷を負った少女を治療魔法と創金術で助けたことがある。それがアリスことダグニス・ルーウェン・アリスである。


 ハーネイトは彼女との思い出を頭に浮かべながら、今も昔もやっていることは変わらず、誰かを導くことなのだなと彼は思い少し笑った。それが自分にとって天職なのだろうと思い、やるからにはこれからも手を抜くまい。そう彼は考えていた。


「そういや、ハーネイト先生は先生だけなあって、弟子って結構多いのですか?」


「ああ、まあそうだな。魔法の弟子は多いが、剣の方は少ない……」


「ハーネイトは魔法使いとして有名すぎて、剣の方は忘れ去られがちなのよ」


「相棒は4種の剣戦技をマスターした剣皇の1人なんだが、医療魔法で多くの命を救済したり、魔法犯罪を防いだり魔導機関を作り出したりした方の功績が強くてな、いまいち剣の方については評価を認識されないんだとさ」


 響が気になったことを率直にハーネイトに尋ねる。そしてリリーが補足をし、本当は剣の道場も開いてみたかったということを彼らに話す。それに伯爵が補足説明し、それを聞くとどれも凄いことを成し遂げているのだなと響たちは驚きながら話を聞き続ける。


 彼の功績について、特に故郷で有名なのが治療魔法の祖であること、富士山よりも大きな侵略者を単騎で仕留めること、魔法界での幾つもの偉業と魔法犯罪者の取り締まり、無限動力機関の再現などであるが、正直数えるときりがなさすぎるほどに活動し功績を残しているという。


「ミロクのじっちゃんから教えてもらった弧月流も、魔獣退治の中で編み出した無幻一刀流も習得できればこれほど強い剣術はないはずなのに。まあ、自分は戦うよりも治す方が好きですけど」


「あなたの真似をできる存在がほとんどいないのがあれなのよ。しかもスパルタティックな指導法まで継いじゃっているしさ、ねえ」


 そういいながら、後ろ手に手を組み空を見上げるハーネイト。彼の扱う剣技は計5系統あり、そのどれもを完全に使いこなせるという。


 その中でも弧月流と、自身の編み出した無幻一刀流はあらゆる敵に即座に対応しやすいという点から特にお気に入りであるという。


 とはいっても、あくまで自分は戦うより誰かを治療したり、魔法で笑顔にする方が性分に合っていると話す。


「しっかし、相棒も大分大胆になったなあ」


「そうか?」


「そうよ、でもそこが、頼もしいわ。最初に出会った頃とは遥かに見違えるほどしっかりしているよ」


 伯爵もリリーも、最初に彼と会った頃に比べては、自信を持って決断できるようになってきていることにほっとしていた。またその行動について信頼できるなとも思うようになっていたという。その中で彩音が次に彼らに質問をした。


「ハーネイトさんって、幼いころはどのような人だったのですか?」


「……師匠に、よく泣かされていたよ。本当に、ひどい人たちだ」


「師匠って、どんな師匠ですか?」


「魔法に、剣に、格闘技に医学と何人も師がいてね。ほぼ全員容赦ない人たちだったよ」


 彼の話を聞いて、響たちはこんなに強い人でもそういう時があったのだなと思い、また彼が才能だけでなく努力を怠らなかったからこそ幾多の戦いを乗り越え勝利を掴んできた。そう考えていたのであった。


 ただし同時に、神様の手先にしてはとてもらしくないなとも彼らは感じていた。


 ハーネイトは昔の身の上話をしながら、自分が道場を出てから旅をし、その中で実績を上げて多くの侵略者を倒し続けてきたことを話す。中には山よりも大きなサイズの侵略者もおり、討伐した実績を高く評価され多くの国々で自身の名前が知れ渡っていったと言う。


 山のようなサイズの敵性存在を単騎で倒せる者は実質的に彼のみであり、何時しか希望の英雄とまで呼ばれるようになったという。


「そうなのか、兄貴もそんな時代があったんだな」


「誰しも、そうだよ」


「俺様も、小さい時はぐれてたなあ」


「ええ?伯爵さんにもそんなときが?」


 その話に便乗し、伯爵も自身のことについて話をする。この微生物の集合体ともいえる存在にも幼いころというものがあるのか、リリーを除く全員が気になっていた。


「正直、彩音と同感だ」


「ひでえなおい。俺だって、一応王族の血を引いた王子様なんだぜ」


「それは知っているけど、幼少期ってあるのか」


「あるにきまっとるわ!」


 伯爵は彼らからのツッコミに若干切れつつも、自身が幼い時に何があったかを涙ながらに語ったのであった。正直思い出したくないことばかりで彼にとっては酷であったが、リリーとの馴れ初めのところは終始嬉しそうに話をしていたのであった。


 問題は、リリーと初めて会った時に彼女が親族から不当な扱いを受けていたということで伯爵がブチ切れてその親族たちを晩御飯にしてしまったことである。それを聞いた響たちは途轍もなく顔を引きつらせ、その場の空気が凍てつくほどであった。


 初めて会った時からおかしいとは思っていたが、ハーネイトについてはいかにも剣と魔法を使うまだ理解できる戦い方であったが、伯爵に関してはどうやって体を伸ばしたり不思議な壁を出しているのか原理が分からなかった3人も、ようやく理解し恐怖する。


「そんなときもあったのか、って怖いなマジで、嘘、だろ?」


「……残念ながら本当よ、大和さん」


 リリーはその時のことを思い出しつつも、彼がリリーのために、亡くなった母親の形見である指輪を取り返すためにそうしたためだと説明し、またその親族が裏で違法な取引をしていたことも明かした。


「リリーちゃん、本当につらい人生を歩んできたのね。私涙が出てきちゃった」


「ま、まじかよ、一番危ねえの伯爵の兄貴じゃねえか」」


「あのなあ、1つ言っておくが俺より相棒の方が怖いんだぜ?」


 リリーの過去もそれなりにわかり、彼らは改めてこのハーネイト、サルモネラ伯爵、リリーの3人が奇妙な出会いと関係で結ばれていることを理解したのであった。

 

 すると伯爵の言葉で響と大和がハーネイトの方に顔を向けた。確かに怪物や死霊騎士たちを苦にせず倒してきたのは理解していたが、伯爵より怖いかというと全くそう感じておらず発言に戸惑う。


「え、ええ?ハーネイトさんも?怖い人には見えないけど」


「相棒は色々切り札持ってんだよ。無限の武と称されるほどにな。戦い方をころころ切り替え確実に相手を倒すその執念は、俺ですらビビってしまうほどにすごいんだぜ。絶対勝利請負人とか、戦神って相棒は呼ばれているが、勝つためなら容赦しないぜ」


「伯爵だって、永遠に勝負がつかないほどの耐久力あるじゃないか。あの時のことを思い出すと、未だに怖かった感覚がよみがえる。切っても燃やしてもびくともしないとか、ねえ」


「その反則的な再生能力は確かにあれっすね」


「それもだが、全身が微生物で、しかも切り離し自由だと何が起こる?」


 そして少し面倒だと言わんばかりの表情で、ハーネイトは伯爵との馴れ初め、というかかつて繰り広げた死闘の一部について話をした。


 その中で彼が最も苦労したのが、伯爵の体を切っても打ち抜いても手ごたえがない。まるで空気を相手にしているかのようだったということである。それで消耗したところに暴走した伯爵の一撃を食らい腕を破壊されたという。


「……あ、それって切られても撃たれても平気とか?」


「その通りだぜ、彩音ちゃんよお。相棒は初見でそれを分かってなかった。だから焦ったのさ」


「うーん、本当に俺たちはとんでもない人たちに出会ってしまったようだ」


「なあに、危害など加えるわけねえからな、任せとけ。にしても、今回の一連の事件はいやな予感がするぜ」


 伯爵は上機嫌に、自身の体がどうなっているか彩音に説明する。そして翼が彼に少しおののいていると、それに気づき敵には決してならねえといい安心させようとする。そしてどこか違和感を感じていた。


「そういや神社の件はどうなのだ?」


「ああ、あの件ね。クロよ、間違いないわ」


「そうか、大ごとにならないうちに討伐しに行こう」


「またあの化け物がいるのか。被害者が増えないうちにやらないといけないな」


 ハーネイトは伯爵とリリーに命じた調査の報告を聞いて、できれば速やかに討伐しないといけないと考えていた。


「とりあえず、今日の夜討伐に向かおうと思う」


「時間合わねえなら俺たちだけで行くぜ」


「別に問題ないっすよ」


「済まないが、私は別に調査に行きたい。南の方の町はずれで奇妙な現象が目撃されたとタレコミがあってな。異世界浸蝕現象、だっけ?それと関連があるか見てくる」


 大和は別件で調査をしたいといい、一旦離脱すると彼らに告げた。そしてハーネイトは快諾し、気をつけろと念を押した。


「ええ、貴方はまだ戦闘に必要な技術を習得していないのですから、情報収集を専門に当分はお願いしますね。しかし、気になりますね……。別の空間に転送させられるタイプの亀裂にはどこかに仕掛けがあるはず」


「そうですね、手分けして何かないか調べよう皆」


「分かったわ、任せといて!」


 そうして、討伐班と調査班の二手に分かれ行動を開始した。


 討伐班は件の神社の近くまで足を運んでいた。階段を上り境内に入ると全員は光る亀裂がないかくまなく探す。


「さて、ここが神社か。この付近で目撃されているようだが、ああ」


「そうだぜ。あの騎士級はいねえとおもうが、中級でも一般人相手には命とりだ」


「そうよね、っとになんでこの世界は多いのかしら。フォーミッドではこんなに見ないわよ」


「そうだな……」

 

 とその時、ハーネイトは気の乱れを感知する。すると神社一帯が異界化し全員が異界空間内に引きずり込まれてしまった。


「また亀裂なしで異界化現象か、厄介なことをしてくれる」


「また踏んじゃったってあれ?だったらそれを感知する仕掛けが、どこかにあるはず!」


「響と伯爵はこの空間内を探索してくれ!」


「待ってくれ兄貴!あれはなんだ」

 

 それと同時に翼がイノシシ型の魂食獣を見つけ指示をする。


「おい、あそこにいるぜ!」


「創金剣術・剣弾(ブレイドミサイル)」


「ぎゃあああお!!」


「ぼさっと見ていないで応戦して!ちっ、こんな所にもか」


 ハーネイトは翼が見つけた魂食獣相手に回避させる間もなく、手元で創金術を使い小型の剣を作り霊量子を纏わせてから、それを素早く投擲し一体を串刺しにして葬った。


「先生、この感じだと包囲されているようです!」


「みたいね彩音ちゃん!だけど、そうはさせないわ!」


 彩音が弁天に指示を出し、攻撃と同時に周囲を音波で探る。それに合わせリリーが気を研ぎ澄ますと、30体近くの魂食獣の波動を感じる。ハーネイトたちも感じていたが、彩音やリリーの感知能力もまた強力であった。それに感づいたのか、気配を消していた魂食獣が次々に現れてきたのであった。


「うひょう!こいつぁすげえや」


「多すぎだろこれは」


「行くわよ、みんな伏せてなさい!大魔法57式・雷霧!」


 無数の魂食獣がこちらに気づき、一斉に襲い掛かってきた。それは素早くリリーは対処し、魔法の詠唱と共に霧の空間を作り出し、その中にいる獣たちを高圧電流で焼き消す。


 雷霧は一度その霧空間の中に入ってしまうと脱出が困難なうえ、霧の粒子同士が電撃を伝えあい強烈な電撃を繰り返す技。


 この一撃により大半を消滅させたが、リリーも慣れない場所での魔法の行使で少し顔色が悪くなる。


「やるな、リリー」


「えへへ、でもまだいるわ。やっぱり、やりづらいわね」


「伯爵!そちらのほうはどうだ?」


「怪しい機械を見つけたぜ!あいよっと、存在自体が見つけられにくいようにしていたが、透明でも手当たり次第に暴れれば引っかかるわけよ。こいつら片づけたら回収する!」


 伯爵と響は現れた謎の装置付近で魂食獣と交戦しており、援護するためにハーネイトたちは残りを手早く片付けようと分散し獣たちを撃破していく。


「言之葉っ!破閃斬だ!っ、この、邪魔をするな!」


「ロナウ、ブラストシュートで蹴散らすぞ!響に迫るあいつを倒してくれ!」


 響と翼は連携し、具現霊を呼び出しながら敵との間合いを取る。できるだけ最小限に、しかし的確に敵を倒していく。


「有無、承った」


「行くぜ翼、合わせろよ!」


 そうして、言之葉は手にした連結刀を分離し2刀にして持つと切り払い、その衝撃波で数匹を切り裂く。そしてロナウも翼の動きに合わせ炎の球を数発脚から蹴るモーションと同時に放ち、纏めて数匹を消滅させた。


「手早く片を付ける。弧月流、満月五光閃!(まんげつごこうせん)」


「喰らい尽くせ、菌死矛槍!(きんしむそう)」


 さらに群れから外れた獣に二人が技を繰り出し、ハーネイトの剣技、満月五光閃が炸裂し光の輪が彼を中心に放たれる。更にその攻撃に乗せる形で伯爵は地面に手をかざし、地中から獣たちを貫く菌の槍を作り出した。


「グルルルル、ルゥウウウウ!」


「しまったっ!」


 そんな中、奴は突然訪れた。誰もが感知できずに、響と翼はその獣の一撃を受けた。幸いほとんどけがはないものの、その姿を見て二人は表情を変える。


「こいつは不覚だ。黒白……にしては姿も形も違う。新種か」


「どちらにしろぶっ飛ばす」


「ぐるぅううああああ!」


 黒白と呼ばれる狼型の巨大魂食獣。謎の装置が召喚したものだろうか、それを守るかのように立ちはだかる。


 響と彩音は、最初に見たあの魂食獣と外見はそれに似ているが、霊量子の濃度や纏う気が違うことから新種か何かではないかと考え、武器を各員構える。

 

 赤い気を纏った霊狼は口からまがまがしい衝撃波をいきなり放ち攻撃してきた。それは伯爵に直撃し彼の体の一部が吹き飛ばされた。近くにいたハーネイトは響と翼を守るために盾となり、紅蓮葬送を展開し防御するが外套の一部が破損していた。


「ぐっあああ!調子に乗ってんじゃねえよ」


「伯爵!」


「大丈夫か、ってぐっ……、奴らも霊量子を自然に扱う存在だ。こちらの力が高くても、ダメージを0にするのは難しい。伯爵、治せるかそれは」


「あたぼうよ、俺を誰だと思ってやがる!そらよっと、ほうれ、俺を倒すには永遠に遠いぜ化け物さんよぉ!」


 ハーネイトも伯爵も、身に宿した神具「願望無限炉」のおかげで人を初めとした生物群には絶対的な強さを誇るが、女神が直接作った世界の住民にはそれが機能しない時もあり、またそのアイテムを作った女神、そしてその配下にいる大神にはそれが碌に機能しないという。


 伯爵はハーネイトに対し大丈夫だと笑いつつ、すぐに近くにいる眷属こと微生物を凝集し体の一部を補填し治したのであった。


 長期戦は不利だと考え速やかに決着をつけるため、ハーネイトは牙突の構えに入り狙いを赤狼に合わせる。すると剣先に霊量子の光がまるで螺旋を描くかのように集う。


「だったらこれはどうだ、全てを射滅ぼせ、霊閃(レイヨン)!」


「……っ!」


 そして彼の剣先から放たれた、青白い光の一閃。それは回避の選択を与える暇すら奪う速さで狼の頭から尾までを貫き、光が収束し収まると同時に分解され、キラキラと輝く光の粒子となって消えていったのであった。それと直線状に存在していた装置を巻き込んで破壊してしまい段々と周囲の景色が元の状態に戻っていったのであった。


「相変わらずおっかないわねえ」


「相棒も本気だったぜ。ったく、面倒な奴らだ。こうなったら派手に動いて暴れまわりたいぜ」


「すげえ、兄貴。今のはなんだ」


「剣先から、ビームがぁ!?」


 響たちはハーネイトの霊閃(レイヨン)に驚いていた。他に敵がいないことを確認するが、彼の表情がとてつもなく残念そうにしていたのに気づき声をかける。


「どうしたんですか先生」


「兄貴、さっきは助かったぜ。大丈夫すか?」


「あ、ああ。あの装置、回収できなかった……。重要な証拠になるはずなのにっ!!!くっ、しくじったな」


「そういうこともありますよ先生?あの円柱型の装置が、異界化と関係がある可能性が高そうですし、どこかで回収できると思います」


「そう、だな。悔やんでいても仕方がない。改めて状況終了。さあ、帰還しよう」


 とハーネイトは彼らに今日はここで解散だと伝え、労をねぎらった後彼らもその指示に従い神社を後にしその場で今日は解散する形になった。響たちを見送った後、ハーネイトたちも事務所に戻ろうとその場を離れる。


「それにしても、おかしい。ああ、何だ、この表現しがたい感覚は」


「先ほど見つけたあれは、裏側、つまり異界空間内での探索した回収する手段がねえかもな」


「異界化を起こしている装置なのか、それとも魂食獣を呼び出す装置なのかを調べないとね」


 ハーネイトは空を飛ぶ最中、伯爵とリリーと共にようやく見つけた怪しい装置について話をしながら、やっと原因を明らかにするスタートラインに立ったなと思いながら事務所まで一直線で帰還したのであった。

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