第11話 モンスター退治!【前編】
「幸坂さん、上司が話があるそうなんですが……起きてます?」
「……起きてますよ……」
「……顔を洗ったら食堂で。良いですか?」
「……」
「……聞いてますか?」
「……聞いてますよ……っ」
「? では、後程」
くそぅ……今日も朝からビシッと決めやがって……。
さすがにスーツもくたびれてきそうなのに……どうなってんだよ!?
こちとら変に眠れなくなったっつーのに!
「……」
頭なでなでとか……どういうつもり……?
あんなのズルい……!
こんな、世界で男と女が私とあんただけというこの状況で!
おんのれぇ、水守鈴太郎!
誘っているのか!?
……でも私が夜這いしても「どうかしましたか?」で一蹴されそうなんだよなぁ……。
あ、ヤバイ、想像したらラクショーすぎる。
すんげー真顔で言われるぞコレ。
間違いないわ。
AB型男って女を見た目で決めるって言うし……B型女と相性悪いって言うし……意識するだけ無駄だよねー……。
……ふっ。
よし、やめよう。あれはなんでもなかった。
きっと私が褒めろと言ったからあの男なりに私を褒め称えたつもりなのよ。
きっとそうだわ。
……つーかそれ以外に考えられなくなってきたな……。
***
「おはようございまぁす」
「おはようございます。今日はフォカッチャ風のパンと干し葡萄を加工したジャム、干物を煮詰めたスープです」
「美味しそう! いただきます!」
……なのだけど……。
「さすがに飽きてきましたね……小麦と肉と魚の干物だけだと……」
「そうですね……。出来るだけスープも作るようにはしていますが……使える食材がこの四種類だと……」
「お米も醤油もないんですもんね……」
「醤油は今夜届くと思います。他に頼むものは昨日頼めなかった物でいいですか?」
「はい!」
やっとお化粧品が来る!
……大分今更な感じはあるけど……。
不思議手帳さんの向こう側にいる水守さんの上司だか同僚さんだかに、化粧品のブランドを伝える。
援助品を頼むのは朝。
夕方から夜になると、水守さんの不思議手帳さん目掛けて
我々の生命線と言っても過言ではない!
残念ながら極々僅かな時間……その上ほんと〜にちょっぴりしか開かないので私たちはその
あ、そういえば……。
「上司の人が私にお話があるんですっけ?」
「はい。戦闘を行う許可の申請をしたら、詳しく聞きたいそうです」
「……そ…………そうですよね」
「はい」
ごもっともだと思います……。
もぐもぐとご飯を食べて、食後のお茶を飲み干してから不思議手帳さんが置かれたテーブルをやや緊張しつつ覗き込む。
10時3分……この手帳さん向こうの時間もわかるのか!
……時間はこっちとあっちで時差があるのかな?
まあ、こっちの時間がわからないからなんとも言えないけど……。
少なくとも、こっちは10時、ではないなぁ……。
曇天模様だけど、体内時計的に朝8時くらいな気がする。
「そういえば時計がないからあんまり時間がわかりませんよね」
「そうですね。時差もあるようですし……。……部長、幸坂さんをお呼びしました」
『ああ。注文あれで終わりか?』
「はい」
「……」
声、少し若め、だよねー?
そんなに渋い感じではない。
……水守さんの上司、司藤(しどう)さん。
部長だそうだ。
……『係』なのに部長? ……と思ったりもしたけど警察組織のうんぬんかんぬんはよく分からないのでまあいいや。
何度か水守さんが話してるのを聞く限り、割とスパスパ物を決める感じの人だ。
はぁ、姿が見てみたい。
これで未婚のナイスミドルなら絶対紹介してもらおう。
だってエリートっぽい水守さんの上司ってことは絶対エリートでしょ。
歳も私に近いはずだし!
くそ! なんでテレビ電話は無理なの!?
いや、よっぽど小汚いデブでむさいおっさんでなければ我儘言わないので紹介してください!
『では改めて』
「は、はい」
『水守の端末警察手帳の戦闘許可申請に関して、許可するかどうか一応そちらの状況を加味して決めたい。一通りの話は聞いたのだが、浄化の力に関してはどうなのだろう?』
「う……。……え、ええと、昨日アーナロゼに聞いたところ……私は祈ってアーナロゼの力を借りるから、つまりその……私は祈ることしか出来ないというか…………』
『……。一応聞くが戦闘経験は……』
「は!? な、ないです!」
『だよな。……うーん。祈祷系か……』
き、祈祷系?
『そのモンスターに関してのデータはあるか? 砂上』
『んー、火で滅んだ世界っぽいのと、肉体と魂が腐って寄せ集まった系で検索すると完全アンデッド系統。でも、地面に根を張って動けないという話だから…………コレかなー……』
どれだよ……!?
つーか砂上さんって人も今日は一緒にいるのか。
この人も声は若い!
話し方も若者風だし……まあ、少しネット中毒感あるけど……。
『腐墨亡者』
「ふぼくもうじゃ?」
『死を奪われた亡者の成れの果ての一つだ。肉と魂が腐り、石油のように地圧や地熱で押し潰され混ざり合い、死に対する渇望と生に対する執着により生まれ変わったモノ。……墨のような液状でありながら元が肉と魂の腐ったものなのでそう名付けられたという』
「液状なのですか?」
『半液状かなー。固まったりも出来るみたい。だけど……鈴太郎の得意な物理攻撃は無効化される恐れが高いよー』
『属性は『土』と『水』と『闇』か……。うーん……』
『『光属性』の浄化の力でないと、倒せないなコレ。浄化しない限り無限に復活しまくる系』
「む、無限に復活……!?」
なにそれキモーい!
……って、ちょっと待って……浄化しないと無限に復活って……それってつまり……。
「あ、あの……わ、私がアーナロゼの力を借りて浄化の力? っていうのを使わないと水守さんに戦ってもらっても無駄ってこと……?」
『そういう事だな』
うわあああああ……。
『で、そのモンスター……仮に腐墨亡者だと仮定して……どの程度のものが何体確認されている?』
「俺が発見したのは三メートル程度の大きさのものが二体。離れた場所に居ましたが……」
『腐墨亡者は近くにいる同種のものを吸収、同化するんだよ。多分、それで一定間隔の距離があるんだろう。浄化が成功すれば、そのエリアは二度と腐墨亡者は生まれないねー』
「……裏を返すと一定間隔には“居る”ということか……」
うわあああああああ……っ。
なにそれいやああぁ……!
……この世界の広さは分かんないけど、一定間隔にそいつらが居るって事〜!?
ぎゃああああっ、き、きっもいいぃー!
『……。状況は概ね把握した。……幸坂菫さん』
「は、はい」
『うちの部署は要請がない場合異世界の事情には不干渉なんだ。その世界にはその世界のやり方があるものだからな。国も、もっと言えば家庭ごとに……やり方が違うのと同じで』
「……」
『本来なら水守だけでもなんとか引っ張り戻したいくらいなんだ。あんたが“その世界の人間”だというんならな……。だが、あんたは俺たちの世界で生まれ育った人間だ。その世界の事情は大体水守に聞いたし、その世界が創生神の誕生を無事迎え、安定したなら戻ってくる……そういう事のようだし?』
「は、はい……!」
『アーナロゼという神竜……創生神と契約したあんたからの“要請”を受けたことにしてやるよ。それでいいか』
「は、はい! あの、お願いします!」
……お、お巡りは通報がないと動けないってやつね……?
チッ、お役所仕事め……。
『…………いいだろう、危険度『四』と断定。第四級戦闘許可を出す。『土の王』シーゲイグ・ルエル・アゴバゼロンの名において、眷者水守鈴太郎への力の一部譲渡と解放を許可する』
「?」
は?
「ありがとうございます……」
水守さんが手帳さんに頭を下げる。
あれ? 上司さんって日本語ペラペーラな外人さん?
……お、王様?
中東の方に王様まだ居るって聞いたことはあるけど……そっち系の人?
「……ええと……」
『あとはあんたの『浄化の祈り』にかかっている。早めに返してくれよ、うちの部下は“貸すだけ”だ』
「…………は、はぁ……」
うわ、なんか敵意みたいなの含んだ声。
えー、そんなこと言われなくてもお返ししますー!
……まあ、このハイスペックっぷりは少しもったいないような気もするけれどもー。
ぷつ。
切れる通信。
……もー……お世話にはなってるけど、意味が分からないなー。
シー…………、なんて?
「水守さんの上司の人って外人さんなんですか?」
日本の警察に外人さんってありなの?
日本国籍のあるハーフ的な?
「……。いえ、多分普通に日本人ですよ。……幸坂さんと同じ、前世は異世界の人間だったと聞いています。……なんだか、家庭の事情で前世の記憶があるとか……。……ご家族の事は相当に話したくないようで、詳しく聞いた事はありません」
「……あれ、なんか急に親近感……。でも、じゃあ『土の王』とか言ってたのは? 異世界関係?」
「それは機密事項に該当します。ご説明は出来ません」
「ええ〜……説明責任を求めまーす!」
王様とか、玉の輿の気配だし!
「この場合、説明責任は発生しないと考えます。それに、幸坂さん……世の中知らない方が平和に暮らせる事もあります」
「……」
水守さんの、目が……マジだ。
いつもの仏頂面が、真顔……。
「……分かりました〜」
なんか怖。
真顔なのもだけど何よりも言い方が怖。
知らない方が平和に暮らせる事もあるってなによー!
「でも、異世界のモンスターの事に詳しかったりこの非常識な現状に普通に対応してくれたり……いやありがたいですけど……やっぱり変ですよね、水守さんの同僚!」
「最初に俺の所属部署は特殊部署だと申し上げたはずですが」
え? そうだっけ? い、いやいや。
「特殊すぎやしませんか?」
「そうですよ。普段は俺たちの世界で起こる通常部署で対応不可能な不思議事案に対応していますから」
「特殊ってこういう特殊!?」
「なんにしても、第四級までの戦闘能力解放許可を頂けたので一度腐墨亡者とやらがどういうものなのか調査も兼ねて近づいてみましょう」
「……。そ、そうですね、怖い怖いと逃げてても……何も解決しないですもんね」
「アーナロゼには『浄化の祈り』についてやり方は教わったのですよね?」
「うーん、まあ……」
アーナロゼには『消え去れ』と祈ればいいんだよ、と言われた。
……消え去れ……って、なんか可哀想な気がするんだよね。
本当にそれで良いのかな〜?
「……どうかしましたか?」
「……えーと……」
この人に相談してもなぁ……。
と、思うけど他に相談できる人もいないし……。
よし、ダメ元で素直に話してみよう。
「……あの、アーナロゼには…………浄化する時『消え去れ』って祈るように言われたんですけど……なんかそれって違うというか……可哀想な気がして……」
「……」
「確かに人間の自業自得なんですけど、でも、もういいんじゃないかなって……。私が転生する前から、あの人たちは死のない地獄を苦しみ続けたんだし。…………その……「もう苦しまなくてもいいよ」……みたいなのじゃダメなのかなって…………そう思ったんです……。へ、変ですかね? ダメですかね? ……やっぱりアーナロゼの言う通りにした方が……」
「良いと思います」
…………え、……あ……。
……あっさり?
「我が国では犯罪抑止の為と被害者救済の為に死刑がありますが、死刑のない国もあります。……罰は人間の自己満足の為にあるんです。……それに、我が国では更生の温情は他国よりも余程厚い。古い神が与えた罰に、新しい神が生まれようとする今、これまでと同じ罰に準じる必要はないでしょう。終わらせ方は幸坂さんの好きなようにして良いのでは?」
「……」
水守さん……。
「……前半何言ってるのかよく分かんなかったですけど、ありがとうございます! 私の好きな感じで祈ってみますね!」
「…………」
「…………え、なんでいきなり不安げな顔になるんですか!?」
***
神殿から森に囲まれた道らしきものを降る。
森……うーん、昨日の私マジで超頑張ったんじゃない?
すっかり森だわ!
……右側の一部だけは。
まだまだ森と呼ぶには左側の木々がただの木炭のままなので、アレだけど……。
畑もそうだが、この木々も少しずつ頑張って元に戻してあげないとね。
でも、今日は…………。
「……虫……」
「虫!?」
水守さんが呟いて目で何かを追う。
びびって距離を取ると、なんかハエっぽいのが飛んでいった。
「……幸坂さんが森を少し戻したので虫が現れたのでしょうか? 確か、ワキュレディエの『救い』により『眠っていた』のですよね?」
「あ」
そういえば……虫もいない世界のはず、なんだ。
でも、今虫が飛んでいた。
ハエっぽかったけど……でも……!
「我々以外の命が現れましたね」
「……そ、うね……。……そう、ですね! っ……私、森の復活頑張ります!」
「その前に腐墨亡者退治ですよ」
「うっ」
……そうね、今日は……その、腐墨亡者がどんなもんなのかの確認かぁ。
森の復活はまた明日から……。
……明日辺りお酒……ビールとか支援物資に入れてくれないかなぁ。
この際ノンアルでも……いっそ発泡酒でもいいです。
なんなら梅酒や鬼ご◯しの紙パックでもいいので……!
あ、つまみはチーズ系がいいなぁ。
……でも酒とつまみがあるとテレビ観たくなる。
ドラマ……バライティー……健康番組……。
はっ!
「水守さん! まさか水守さんの不思議手帳さんで私たちの世界のテレビを観れたりなんかしたり……」
「ラジオ機能ならあります」
「違う、そうじゃない……」
「どう考えても電波入りませんけど」
「……そうですよね……」
「これ以上ゴテゴテと機能を付けるのは予算的にも宜しくないと部長が。……開発費は税金ですからね」
「む、むう……」
そう言われてしまうと……そ、そうかぁ……。
……こんなニチアサの特撮に出てきそうなアイテム、普通に開発費膨大そうだもんね。
私の給料何ヶ月分だろう。
……うん、考えると腹ァ立ちそうだからやめよう。
ただ、今のこのお世話になりまくっている状況を思うとそれは必要な予算だったと言えよう。
ありがとう、日本国民。
ありがとう、日本。
「あ! 海! ……え? う、海?」
「海と思われます」
坂を下り切ると白い浜。
そして……ど、ドロドロでどす黒い…………う、海?
「戦闘許可を申請」
『承認』
「!?」
手帳さんが『承認』と言うと、水守さんが手帳さんを手前にかざす。
そして二つ折りの下の部分を回転させて、スライド。
手のひらで上の部分に押し込むと、右から左へと手帳さんを勢いよく一振り。
すると手帳さんから四角い赤い光。
まるでトランプみたい。
警察の桜のマークが真ん中にある、半透明なカード状の光が飛び出してなんだか大きくなって水守さんの方へ戻っていく。
「変身」
「!?」
へ、へ?
赤い半透明なマスク。
白のラインが入った赤のぴっちり全身タイツ風のスーツ。
背中には硬そうなジェラルミンケースみたいなのがついていて…………腕や胸や腰にも似たようなプロテクター? っていうの? が付いてる。
そして見たこともない赤いブーツ。
ちょ…………ちょっ…………っ!
「はああああああぁぁ!?」
「……」
「せ、せ、せ、説明、説明責任! 説明責任! こ、国民には知る権利がある!」
なによコレー!?
かっ、完全に日曜日の朝に子供が観るやつじゃない!?
よくスーパーの鮮魚コーナーに放送中のスーパーなんとか戦隊〜のソーセージ売ってるけど、そう! あんなやつ!
あれの、レッドのやつ!
「砂上の趣味です!」
やけくそ気味に叫ばれる。
水守さんも恥ずかしいのか!?
それは恥ずかしい!
じゃ、なくて!
いや、聞きたいことは確かにそこではあるけれど!
砂上氏の趣味!
趣味ぃ!?
「我々は何度も何度も何度も改善するように苦情を言いました。せめて「変身」と言わなければならないのだけはなんとかしてくれと! しかし、子供の夢を守るのも警察官の仕事だと言われて…………」
「騙されとる! 水守さん、それ砂上さんに騙されてますよ! 特撮信じてる子供なんか年長さんまでですよ!」
うちの競艇場大きいレースだとたまに土日に戦隊ヒーローとか巨大化するヒーローが駆けつけてショーをやるんだけど、見に来るのは大体小学生以下だから!
今時の小学生は大体サンタさんと同じ時期に信じるのをやめるんだよ!
「! やはり信じている子供がいるんですか……な、ならばやはり俺たちが夢を壊すわけにはいかない……」
「真面目か!?」
少なくとも本物のお巡りが戦隊ヒーローに変身するとは思ってないと思うよ!
でもリアルに変身して悪者と戦う正義の味方がいるのは確かに夢があるな!
こ、子供たちよ! 日本の……いや全世界の夢見る子供(と、大人)たちよ!
変身して悪と戦う正義の味方は実在したぞオォォォ!!
「…………とりあえず、幸坂さんは少し離れたところにいてください。俺が戦って亡者の動きを止めてみます。その隙に『浄化の祈り』を」
「あ、は、はい」
若干凹んでるように見えるけど、仕事はきっちりやる男。
……水守さん
あの格好は恥辱なんだろうなぁ。
でも、子供の夢を守るために人知れずあの格好で悪者退治しているのかー……。
さ、昨今のお巡りさんってあんなことまでしなきゃいけないのか…………ご苦労様です……!
若干…………本当に若干国民の税金を何だと思ってんだと思ったけど、許す…………。
子供(と、特撮好きな大人)の夢を背負ってるんだもんね……許す。
その涙ぐましい努力は許せる。
「…………というか、水守さんがレッドならブルーやイエローもいるんですか? まさか後輩さんですか?」
「……な、何故それを!!」
「…………ご苦労様です……」
合掌。
……あの一緒にいたちょいワル風のイケメンさん……玖琉さんだっけ?
あの人も変身するのかー……何色だろうー……ブルーかなー。
レッドとブルーがコンビを組んで回ってたって同僚でオタクの町田ちゃんが発狂しそうなネタだなー…………。
あれ、町田ちゃんって特撮好きとか言ってたよね?
だって戦隊ヒーローショーやる時大体チーフに頼んでサポートに付けてもらってるもん……。
あ、これは吐くな、なんだっけ…………|尊血《とうとけつ)? だっけ。
あ?
まぁ、どっちも似たようなもんか?
町田ちゃん造語…………尊血……尊すぎて吐血する、または吐血した、の意味。
私にはよくわからん。
「こほん」
水守さんがわざとらしく咳払い。
気を取り直して…………銃を構える。
「『土の王』従属、水守鈴太郎警部補……現時点をもって、戦闘行為を開始。…………対象を排斥する」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます