第5話 これが、健全なデートねぇ…………

まず、初めに言っておくが俺は椿と付き合っちゃいない。

うん。付き合っていない!!これ、絶対!!

「広いなぁ、このプール!!」

「うん、広いねぇ………あ、未紘君、手、繋ご!」

「………おう、構わないぞ」

うわぁ………説得力ゼロ。

でも、ホント、付き合っていない。

きっと、これからも付き合うことはないだろう。

「ねぇ、あそこのアイスクリーム屋行こっ!!」

ここは、プールとはいってもただのプールではない。超大型プールなんだ!!屋台もあるし、まぁ、ハワ○アン○を思い浮かべてくれれば良い。

アイスを買って、俺達は、ベンチに座る。

「………どうしたの?未紘君。顔赤くして、私から視線そらして……………あ、まさか……」

「ち、違う!別にやましい事を考えていた訳じゃない!その、水着姿がすげぇ似合ってて可愛くて…」

いや、特にその水着で強調されている胸がっ!!

ねぇ、その水着やけに守備範囲狭くない?

少しはみ出している胸とか、狙ってるの?

「そ、そんな事言われると、恥ずかしくなるよ…」

椿は顔を紅潮させ、俯く。俺でも分かる。照れてるんだな、アレ。可愛いなぁ……。

「は、早くしないとアイス溶けちゃうよ!!」

「そ、そうだな!…………………あ」

「………ど、どうしたの?」

「…………いや、その…………椿のアイス、もう溶けて…………その、うん」

椿は、視線を自分の胸元に向ける。

「…………う、うぅ……」

アイスが溶けて、椿の豊満な胸元に垂れる。豊満が故に、丁度、一点で溜まるんだけど。

それに、アイスはバニラなので………うん、ダメだ。ソレにしか見えなくなる。

「……………拭くもの、ある?」

「え、あ、あぁ!!す、すまない!えーっと、これでいいか!?」

そういって、売店で渡されたティッシュを差し出す。

「………ふ、拭いてくれる?私、アイス持ってるしもう片方はバニラついちゃったし…………」

つまり、俺に胸を触れとーーっ!?いや、もう迷ってる場合じゃない!

「………わ、分かった!拭くぞ?」

「うん………っ!」

椿の胸元へ手を伸ばす。まずは、溜まりが出来ている谷間からだ………!!

そして、指を入れる。勿論、ティッシュ越しで!

……………きついな。弾力が弾き返してくる。でも、すっげぇ柔らかい………!!強めに入れないとダメだな、これ!!

「………あっ!!す、少し激しいよぉ……!でも、なんか変な感じ、するぅ……気持ちぃかも……!」

椿から、すごい卑猥な声が出ている…………。

「お、おう!?すまない!!」

「……でも、まだ拭けてないから続けてっ……!」

「………分かった!」

俺は入念に拭く。が、敵(アイス)は、強かった!!

くっ!!こいつ、谷間の奥に潜りやがって!!

「少し、耐えててくれっ!」

そう言って俺は、谷間の中へと手をさらに入れる。

全体が柔らかい物に包まれる。うわぁ、ぷるんってしてる………。

「う、うんっ!!はぁ………はぁ……」

左、右へと指を動かし、しっかり拭く。

「………あんっ!!み、未紘くんっ……!そ、そこはぁ、ダメっ!わ、私、おかしくなるぅっ!」

「す、すまない!でも、あと少しだ!」

椿が涙目になり、顔がとろけ顔になってくる。

「………も、もう、だめぇっ!!ほ、本当に、私が私じゃなくなっちゃう!~~~~~~んっ!!」

……………よし、これで大丈夫だろう。

…………ん?あれ、俺、なんか大変な事をしたような……………?!

「つ、椿ぃ?!」

「…………はぁ……はぁ……気持ちよかった……。続きは、家のベッドでね?ここじゃ恥ずかしぃ。

それに、下の水着も濡れちゃったし………」

俺は、一体何をーーっ?!

なんか、周りの視線が痛い!というか、獣を見る目?!

それに、椿はめっちゃ息上がってるし………!!

…………どんな、プレイしたって言うんだよ……。



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