第2話 なんで、こうなったんだ…………
………本当に、人生って何が起こるのか分からないな………!!
え、なに?なんで、宮原さんが俺の家の前に?!
あー、目を合わせてしまった………。
どうすんだ、コレ…………。
「あのー、まだ、用かな?」
「…………らせて…………」
「………ん?」
「………私を、霧ヶ崎君の家に居させて!!」
「………………は?」
「だから!!私を………家に居させて下さい……」
「…………それは、色々とマズいといいますか、年頃の高校生男女がひとつ屋根の下で暮らすというのは俺にとっちゃハードルが高いというか………」
まぁ、親は常日頃海外飛んでるから一人な訳だけど……。
それでも!!
俺の理性がもたないだろ…………。うん、無理。
だって普通にこいつ可愛いし…………!!
「………霧ヶ崎君が付き合ってくれるまで、家に居るから!!…………ダメ、かな?」
「…………分かった。でも、親にはなんて言うんだ?」
「…………親は…………」
その時、宮原さんの顔が曇りがかったので、その続きは聞かないことにした。
「………ごめん、話さなくていいよ。じゃあ、その、入ってくれ」
こうして、僕は彼女―――――学校一の美少女こと、宮原椿を家に迎えたのであった………………。
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