第2話 出会い

 

 私は、高校へ入学した。だが誰の言うことも信じられなくなっていた。そんな時校外学習の話が飛び込んできた。そう、この学校は、クラスメートとの親睦を深めるということで、入学して早々校外学習がある、だか私は案の定、誰とも話せてなんかいない、そんな私に声をかけてきてくれたのは、悠人、小林悠人だった。


「ねぇ、君まだ誰とも組んでない?」

「う、うん」

「お、ならさ俺と組まない?」 


私は疑った、どうせまた私をいじめるのだと、


「え、いやいいよ」


私は断ってしまった。


「え、どうして、まぁしょうがないか」


悠人は去っていった。断ったのはいいものの組む人なんていない、途方にくれてた私にまた悠人が声をかけてきた。


「君、名前なんて言うの?」


私は驚いた。


「え、白鳥芽衣......」

「ふーん、芽衣か、いい名前じゃん、あ、ちなみに俺は小林悠人」

「なんで、さっき断ったはずじゃ......」

「芽衣、本当は組む人いないんだろ?」

「!?、でも、小林くんさっき組んでなかった?」

「あー、いや抜けてきた。」


私は疑った。なんで、どうして、私をいじめるため?そう考えてるうちにチャイムが鳴った。


「あちゃー、よし、芽衣俺らで組もう。いいだろ?」

「う、うん」


こうして悠人と芽衣はペアを組むことになった。




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