【サムシングブルー】
おめでとう
その一言が言いたくて
青い花をあなたに贈る
おめでとう
その一言が言えなくて
青い花を握りしめたまま
あなたの幸せな笑顔に
私の知ることを伝えるべきなのか
分からぬまま今日を迎え
おめでとうという言葉の
上滑りする感覚を顔に張り付けて
それでいいの?
聞きたくて
聞けなくて
でも小さく「それでもいいの」とあなたが笑った
ささやかに咲くブルースター
まるであなたのようで
ささやかに咲くその青が
涙色に見えるようで
私は何を選べばよかったのだろう
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます