第2話 ゾンゲイル

 ユウキがこれから始まる異世界ナンパに胸踊らせていると、黒ローブの少年は部屋の外に歩き去っていった。


「……あいつ、どこに行ったんだろ? 帰ってくるのか?」


 ユウキは念の為、その場から動かずに少年が帰ってくるのを待った。

 しかし、いつまで経っても少年は戻ってこなかった。


 暗い部屋に取り残されたユウキは、だんだん怖くなってきた。


「なんだよ、もう」


 おそるおそる歩きまわって、部屋の中を探索してみる。

 すると、さきほどまではとんでもなく広く感じられてたこの空間が、実はユウキの実家の子供部屋程度の大きさだとわかった。


 壁は石造りであり、窓はない。


 部屋の中央には素朴なテーブルがあり、その上には謎めいた小物や、台座に載せられた水晶が飾られていた。

 触ると壊しそうなので手を伸ばすのはやめておく。


「とりあえず……外に出てみるか……」


 古びた木造の床には埃が積もっていて、ドアに向かって歩くときしんだ音を立てた。


 ユウキは鉄で補強された木製のドアから部屋の外に出た。


 振り返ると木製のドアには『第七クリスタルチェンバー』という表札がかかっていた。


 どうやらさきほどまでユウキがいたのは、第七クリスタルチェンバーだったらしい。それがなんなのかはまるでわからないが。


「…………」


 ドアの前方には踊り場があり、その奥に石造りの階段があった。階段は螺旋を描いて下に続いていた。


 ユウキはつまずいて転げ落ちることのないよう、壁に片手を触れながら、気をつけて螺旋階段を降りていった。


 窓も、照明も、どこに無かった。だが、螺旋階段を取り囲む石の壁をよく見ると、その表面に淡く発光する光のラインが幾筋も走っていた。どうやらそれが照明の役を果たしているようだ。


 そのぼんやりとした明かりに照らされた螺旋階段を降りていく。


「…………」


 途中、いくつもの踊り場があった。

 それぞれの踊り場にはドアがあり、ドアには表札がついていた。


『第六クリスタルチェンバー』

『第五クリスタルチェンバー』


 階段を降りるごとにそのような表札を見たが、どのドアにも鍵がかかっており開かなかった。


「なんだよ。誰もいないのか?」


 ユウキはさらに螺旋階段を下り、次の踊り場を目指した。


 *


 どうやらユウキは円柱状の建物内にある螺旋階段を下へ下へと降りているようだった。


 もう相当な距離を降りてきたように思うが、まだ底には着かない。


 なんなんだ、この建物は。


「高い塔なのか? 黒ローブのあいつはどこに行ったんだ? ……オレを召喚したんなら最後まで責任とれよ」


 自分をほっぽりだしてどこかに消えた少年への愚痴をこぼしながら、ユウキは塔を降っていった。


 そして今……ユウキはひときわ広い踊り場にたどり着いた。


 踊り場の壁には『第四クリスタルチェンバー』という表札がかかったドアがあった。


 そのドアの脇に置かれている『物体』を見たとき、ユウキは驚きに飛び上がった。


「うおっ!」


 そこに置かれていたのはユウキの背丈ほどある怪物の像だった。

 

 重々しい台座に飾られている。


 それは……ゾンビ化したガーゴイルのごとき醜悪な像だ。


 なぜかその悪魔めいた像は布製のエプロンをかけていた。エプロンは洗いたてのように白い。悪魔的な像の造詣と家庭的なエプロンがユウキに強烈な認知的不協和を与えた。


「なんだこれ、気持ち悪いな」


 ユウキは怯えながらも好奇心によって像に近づいていった。


 像はコンクリートめいた灰色の素材によって作られていたが、触ってみると全体が腐肉のような柔らかみを持っていた。


 そんな無機的でありながらも生物味のある素材が針金や麻糸で乱暴につなぎ合わされ、地獄から沸いてきた怪物のごとき異形を形作っている。


「まったく、悪趣味な像だ。ゾンビ化したガーゴイルみたいだから……名付けるとしたら『ゾンゲイル』ってところか?」


 瞬間、像の口が開いた。


「無い。私に名前なんて」


「うおっ、喋った!」


 ユウキは反射的に後ろに飛び退った。瞬間、後ろ足が階段を踏み外した。


 このままでは螺旋階段をゴロゴロと転げ落ちてしまう……!

 その寸前、鉤爪のついた手が伸びてきてユウキを掴んだ。


「危ない。この階段、長いから」


「あ……ど、どうも……」


「あなた、ユウキ?」


「あ、ああ」


「私、あなたを世話する。マスターにそう命じられてる」


「そ、そうなんだ」


「魔力の充填が終わったら、上まで迎えに行くつもりだったの。遅くなって、ごめんなさい」


「いや、別に……」


「私に名前なんてない。でも……あなたが望むなら、ゾンゲイルと呼んでもいい」


「いや、いいよ」


「望むなら、ゾンゲイルと呼んでもいい」


「いいってば」


「望むなら、ゾンゲイルと呼んでもいい」


「わかったよ。ゾンゲイル」


 ゾンゲイルはどことなく嬉しげな雰囲気を発しながら台座に戻った。


「待ってて。魔力充填、もうすぐ終わるから」


 どうやら台座からゾンゲイルへと魔力とやらが供給されているようであった。


 ユウキはまだこの存在への恐怖が抜け切らず、黒曜石が埋め込まれたかのようなゾンゲイルの目を直視できないまま、踊り場で立ちすくんでいた。


 *


 しばらくして魔力充填を終えたらしいゾンゲイルは台座から離れ、ユウキの手を取った。


 柔らかいコンクリート状の手は生肉のようにひやりと冷たい。


 一瞬、鋭い鉤爪がユウキの手のひらをチクリと突いたが、ゾンゲイルはすぐに鉤爪を引っ込めた。


「…………」


 ゾンゲイルに引かれユウキは螺旋階段を下りていった。


 数フロア降ったところで、ゾンゲイルは踊り場のドアに向かった。


「ここ」


 ドアには『ゲストルーム』という表札がかかっていた。

 ゾンゲイルはエプロンのポケットから鍵束を取り出し、ドアの鍵を開けるとユウキを中に導いた。

 室内は真っ暗だ。


「今、明かりを付ける」 


 ゾンゲイルが壁際で何かを操作すると、壁にいくつもの光のラインが走り、室内を照らした。


 最上階の部屋と同じぐらいの広さ、つまりユウキの実家の子供部屋程度の空間に、ベッド、机、椅子などの家具が一通り揃っている。家具は誰か本職ではない低スキルな者のDIY的な手作りらしく、妙に歪んでいたり、センスの悪い装飾がほどこされたりしている。


「じゃ、ここで楽にしてて」


 ゾンゲイルはゲストルームから出ていこうとした。

 ユウキは慌てて呼び止めた。


「ちょ、ちょっと待って」


「なに?」


「オレは……どうすれば」


「そこの椅子、腰をかけると楽」


「はあ……」


「ベッド、体を横にして置くと、気持ちいい。そのはず」


「…………」


「他に知りたいこと、ある?」


「ええと……まず、あの……。さ、さっきはごめん。『気持ち悪い』なんて言って」


「平気。私、感情はないから」


「一体、なんなんですか? あんたは」


「私のこと、ゾンゲイルと呼んでいい」


「ぞ、ゾンゲイルって、一体なんなんだ?」


「人工精霊。マスターが作ってくれた」


「…………」


「塔の整備とお客への奉仕。それが私の仕事。マスターにそう命じられている」


「ま、マスターって……あの銀髪で目が赤い……シオンとか言うあいつのことか?」


 ゾンゲイルはうなずいた。


「シオンは今、どこに?」


「マスターは自室で臥せってる。計画が失敗して、気分が悪いみたい」


「失敗? なんでだ。召喚も成功して万々歳だろ。オレはこの世界に来たわけだし、『力』もゲットできたわけだし、何もかもあいつの思い通りだろ」


「私、詳しくはわからない。話してみる? 直接。マスターと」


「え? ああ、ぜひ」


 ゾンゲイルはベッドの端に腰を下ろすと、自分の腹部についている石版のようなパーツに触れた。

 呼び出し音が鳴り、しばらくするとその石版から、黒ローブの少年の声が聞こえてきた。


「もしもし、シオンだよ」


「あの、オレだけど。ユウキだけど」


 瞬間、ぶつんという音と共に通話は切れた。


「…………」


「もう一度、かけてみる?」


「え? ああ、ぜひ」


 ゾンゲイルは自分の腹部についている石版のようなパーツに触れた。しばらくするとその石版から少年の声が聞こえてきた。


「もしもし、シオンだよ」


「あの、オレだけど。ユウキだけど」


 ぶつんという音と共に通話は切れた。

 ユウキはゾンゲイルの腹部の石版に触れた。しばらくするとその石版から少年の声が聞こえてきた。


「もしもし」


「ユウキだけど」


「…………」


「あのさ……」


「…………」


 沈黙が流れた。

 黒ローブの少年は今、誰とも話したくなさそうだった。


 だがユウキとて、召喚されて右も左もわからないまま、このわけのわからない塔の中にほっぽりだされているわけにはいかない。


 スグクル配送センターでも、いくつもわからないことがあった。


 だが『そんなこと社員に詳しく聞いたら失礼かな』と思って、わからないことをそのままにして放っておいた。


 結果、あとでミスして怒鳴られてしまった。


 まあ……過ぎたことは、それはそれでいい。


 だが今、せっかく異世界に来たんだし、これからのオレは、今までと少し違う生き方をしてみたい。


 そうだ、勇気を出せ、オレ……。

 ユウキはごくりと唾を飲み込んでから、切り出した。


「あ、あのさあ。オレはこれからどうしたらいいんだ?」


「適当にしててよ」


 少年の声は投げやりだ。


 なんとなく通話の向こうで酒でも飲んでいそうな気配がある。


「でも……そんなこと言われてもオレ、ここで何もわからないし」


「わからないことはゾンゲイルに聞いてくれ。僕はもう疲れた……何もかも失敗したんだ……」


「な、何を言ってる。元気出せよ」


「…………」


「お、オレはここに来て、ナンパのためのスキルを得た。だから召喚は成功だ。自信を持てよ!」


「…………」


「ていうか、さっきからオレの口の回りがいい。もしかしてこれ、スキルが効いてるんじゃないのか?」


「そ、そ、そ、それが失敗だって言うんだよ!『基本会話』だなんて、そんなスキルを取得して!」


「なんだ、急に大声なんか出して。びっくりするだろ」


「あの『闇の眷属』との来るべき戦いのために、異世界からの強力な戦士を召喚しようとして長年こつこつ準備してきたのに、出てきた奴が何を望んだかといえば『ナンパ』だなんて。ははは、笑っちゃうな!」


 通話の向こうで黒ローブの少年、シオンは人の心が折れたときに発する笑い声を立てていた。

 ユウキはむっとした。


「な、なんだよ……そもそもオレがナンパしたいなんて言い出したのは、お前のせいだ」


「…………」


「お前がオレの心の奥にある隠れた願望を引き出したんだぞ。そんな願望、引き出されたオレも戸惑ってるんだぞ。この歳になってナンパしたいだなんて、みっともなくて恥ずかしいからな!」


「ああ……ごめんよ……何もかも僕のミスだ。まさか『ナンパ』だなんてそんななんの役にも立たないくだらない願望を心の底から望んでる奴が召喚されてくるとは、そんなこと計算の外だった……本当に……愚かだったよ、僕が……」


「なあ……ぐちぐちするのはやめろよ。雰囲気が悪くなる」


「…………」


「もう過ぎたことはしかたないだろ、前向きに考えていこう。オレのスキルだって、いつかなにかの役に立つかもしれない。そう! 今、オレにはレベル1の基本会話スキルがある。きっと将来、何かに役に」


「立つわけないよ! 初代のタワー・マスター、エグゼドスと、偉大なる七英雄が力を結集して封印した、あの恐るべき闇の眷属たちと戦おうって言うんだよ。それはこの世界を揺るがす最終戦闘であり、おそらくは光と闇、善と悪すら超越した戦いになる。そんな戦いに『基本会話』が役立つわけないよ!」


「そうなのか?」


「そもそも『レベル1』だって? そんなのおかしいよ。他のスキルは?」


「さっき脳内に響いたナビゲート音声によれば、オレが今持ってるスキルは『基本会話』だけで、そのレベルは確かに『1』だ」


「ば、馬鹿な! 君と僕の世界の次元間距離から計算すれば、もっとたくさんのスキルが目覚め、スキルレベルはどれもカンストするはずだよ! なのに目覚めたスキルが『基本会話』のたったひとつで、しかもそのレベルが『1』だなんて、絶対におかしいよ! 計算が合わない!」


「おかしいのか? なんにせよオレは嬉しいぞ。『基本会話』なんて、オレにはもっとも縁遠いスキルが身についた。本当にありがたい。ああ……こんなにも長く人と会話したのは何十年ぶりのことだろう。もしかしたら人生初かもしれない。会話って、こんなにも気持ちいいものだったんだな……」


「そうか……なるほど……わかったよ」


「何が?」


「ユウキのもともとの会話能力が低すぎたんだ。レベルで表したら千以上のマイナスを補うために、転移ボーナスはすべて使われてしまったんだ! 転移ボーナスを使って、ユウキは自分の苦手な分野の穴を埋めたんだよ!」


「埋まったのか?」


「『基本会話』がレベル1になる程度には埋まったんだろうね」


「レベル1……それってどの程度いいんだ?」


「一般人の平均だね」


「あ、ありがとう、シオン!」


 今、ユウキの目頭に熱いものがこみ上げてきた。


 長年、凄まじいコンプレックスに苛まされてきた。

 基本的な会話能力の欠如……苦しかった。


 それが今、転移ボーナスという不思議なチカラによって解消され、ついに人並みに会話できるまでにになったのだ。目の前にシオンがいたなら抱きしめていただろう。


 津波のような感謝の念がユウキを襲った。


「こ、こんな嬉しいことはない、ありがとう……召喚されて本当によかった!」


 そのときユウキの脳内にナビゲート音声が響いた。


「スキル『感謝』を獲得しました」


 ユウキは無我夢中でスキルを使った。


「ありがとう、ありがとう、ありがとう!……そうだオレ、シオンのために何かするよ……オレにできることがあれば何でも言ってくれ。この『基本会話』スキルと、今目覚めたらしい『感謝』スキルを使って、オレはなんでもシオンのためにする」


「は、は、ははははは! この数年の苦労がすべて無駄だよ! 闇の眷属、あの恐るべき邪神方に、『基本会話』と『感謝』で立ち向かうだって? ははははははは!」


 通話の向こうでシオンは人の心が折れるときに立てる笑い声を立てた。


「おい、そんなに笑うなよ。他にもいろいろスキルが目覚めるかもしれないし……」


「もういい。僕が馬鹿だったんだよ……ははは……はは」


 シオンは心を閉ざした。


 ユウキは実務的なことに意識を向けた。


「あ、そうそう。食べ物とかって、どうしたらいいんだ?」


「ゲストルームの戸棚に入ってるよ。食堂も下の階にある。詳しくはそこの人工精霊に聞いてよ。僕はもう休む。ふふふふふ……ははは……はは……」


 通話は切れた。


 ベッドの端で生ける音声通話端末と化していたゾンゲイルは、おもむろに立ち上がると、ベッドのシーツのシワを鉤爪で直した。


 さらにゲストルームの小物の位置を細々と直すゾンゲイルに、ユウキは塔内部の施設やその使い方のことを聞いた。


 小さいが塔の裏にバス・トイレも完備されているとのことだった。あとで連れて行ってくれるという。


「なるほど……」意外にも住環境は良さそうだ。


 どこにも窓が無くて全体的に暗いことが玉に瑕だが、魔術的な照明があるため生活には困らなそうだ。

 その照明の操作法もゾンゲイルに教えてもらった。


「ここが消灯。ここが点灯。わかった?」


「ああ」


「私、食事の準備、してくる。待ってて」


 ゾンゲイルはゲストルームから去っていった。


 ユウキはスグクルから履いてきたままの安全靴を脱ぎ、ベッドに横になった。ギシギシときしんだがシーツは清潔で、なかなか寝心地はよかった。


 *


 しばらくするとゲストルームの魔術的なスピーカーからゾンゲイルの声が響いた。


『食事、できた。降りてきて』


「わかった」


 安全靴を履き、ゲストルームを出て、数フロア下にあるらしい食堂に向かう。


 やがてユウキは『食堂/第二クリスタルチェンバー』という表札がかけられたドアの前にたどり着いた。

 ドアを開ける。


「おっ、いい匂いだな」


 室内には食欲をそそる香りが漂っている。


 こじんまりしたその部屋の中央には、テーブルクロスが敷かれた六人がけのテーブルがある。


 その上に素焼きの皿がいくつか並べられていて、そこにはユウキのための料理が載っている。


「ここ。来て」


 エプロンをかけたゾンゲイルが椅子を引いた。


 ユウキはそこに腰掛け、ゾンゲイルに見守られながらナイフとフォークを握った。


 カトラリーなどの小物はこの世界でも、ユウキの世界と同型のものが使われているようだ。


 一方で、皿の上では見たことのない謎の料理が湯気を立てていた。


 ユウキは意を決して、謎めいた肉、野菜を口に運んだ。


「……ん?」


「どう?」


「う、うまいなこれ!」

 

 意外に普通のとてもおいしい家庭的な味がした。

 

 もぐもぐと飲み込むたびに喜びが喉元を滑り落ち、胃に満ちていく。

 

 ユウキはうまいうまいと言いながら勢いよくナイフとフォークを動かした。


「すごいうまいよ!」


「私、感情、持ってないから」そう言いつつもテーブル脇に立つゾンゲイルはどことなく嬉しそうだ。


「そういやシオンは?」


「まだ自室で臥せってる。シオン、何も食べないの」


「こんな美味しいものを食べないなんて馬鹿なやつだな。ふう……ごちそうさま、すごくおいしかったよ。ありがとう」


 そう述べてナイフとフォークを置いたとき、ユウキの脳裏に声が響いた。


「スキル『基本会話』と『感謝』のレベルが上がりました』


 ユウキの胸の奥にしみじみとした深い喜びが広がっていった。


 ユウキはもう一度、心をこめてゾンゲイルに感謝した。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る