戦乱期の王族という魑魅魍魎が跋扈する世界にアデルのような
凡庸な人間が生まれたら歪むのは無理ないのかも。ローゼに対
する態度も父親や周囲に自分を認めて欲しい見て欲しいという
要求が根っ子にある気がしますし。
手段の是非はともかく儀龍が人類昇華計画を実行しようと気持
ちが少し分かりますね。
作者からの返信
カナタに会うまでのローゼは、皇位は兄が継ぐものと思っていて、積極的に行動していませんでした。それが、世界を変えると決意して急成長。軍権は剥奪され、国民人気は雲泥の差、アデルは追い詰められてしまった。仰る通り、凡庸さが仇になったカタチです。
謀略はなかなか成長していたのですがねえ。覚悟のなさで墓穴を掘りました。そこそこの名家の一人っ子なら、アデルも謀略家として成功出来たかもしれませんが…
感想ありがとうございます。
遠くの親戚より近くの他人、と言う言葉は、身近な人との連帯を勧めるものですが、ここまで分かり合えない肉親がいると、切実なものを感じてしまいますね。しかも、これから大勢の生命がかかった取組みの直前、何してるの?と叫びたくなるところ…。
成長したどころでない、まさに大器。
作者からの返信
アデルは機構軍の中枢から遠ざけられているので、この戦いが持つ意味を把握出来ていないのでしょうね。皇帝と帝国軍が負けるはずがないと思い込んでいる。そして、次期皇帝の座より大切なものはない訳で……
ローゼとは器が違うとしか言い様がありません。ゴッドハルトに似て陰謀の腕は上がったようですが。
感想ありがとうございます。
ローゼがめちゃくちゃ成長してる…
作者からの返信
大器が覚醒した感がありますね。
感想ありがとうございます。
なんていうか暴力のバランスが悪いですよね。
殺しに来たから殺した。文句があるか。で話が済まない国ならそもそも暗殺なんて流行らないと思うんですが、なんで悪役は好き勝手暗殺できるんですかね?
作者からの返信
倫理の壁がないからではないでしょうか。ローゼもかなりの力技ですが。
感想ありがとうございます。
正確に言えば、私が聞いた部分はすべての設定ではなく、超人に対する部分がとても魅力的でした。
2019年に書いた文と似た類の超人が登場する文を書きましたが、着うた様の小説設定の完成度が比較にならないほどよく作られていたのでお聞きしました。
個人的に書籍化が早く進んでほしいです
作者からの返信
なるほど、理解出来ました。しかしながらアマチュアといえど、作家は自分のアイデアで描く方が良いかと思われます。そこまで独創的な設定ではなく、似たような作品があるのにこんな事を言うのも恐縮ですが……
良い作品が書ける事を祈っています。