息子を亡くした事が契機となり、そこから耄碌してしまうというのは歴史上でも見受けられますよね。
三好長慶とか長曾我部元親当りがパっと頭に浮かんできます。
作者からの返信
長宗我部家の例は知っていましたが、三好もそうでしたか。忠秋さんが生きていれば、忠冬もこうはならなかったかもしれませんね。
感想ありがとうございます。
この頃は清貧で信念を持った高潔な人物といった印象ですね。
下らない浪費はせず教育など本当に必要な物にお金をかける
しっかりとした考えの大黒柱。
伴侶も賢夫人で息子忠秋は将来あのザラゾフに認められる
傑物に。清貧で未来に希望がある理想的な家庭ですね。
それが何故こんな事に…
作者からの返信
秋枝と忠秋に先立たれたのが、忠冬にとって痛恨事でしょう。心痛もさ然る事ながら、偏屈男に意見する者がいなくなってしまいました。
権力を使いこなしていた男が、いつしか権力に飲み込まれる。忠冬は老いと共に権力という魔物に抗えなくなった。そんな感じですかねえ。
感想ありがとうございます。
兎我家を襲った悲劇とはいかなるものだったのか?
愛憎編に相応しいものだったのでしょうねえ…と書いていいものかどうか。
どんな人にもその人なりの足跡という歴史があり、立ち位置が変わればヒーローにも、悪役にもなる。
次回の更新も、楽しみにしております。
作者からの返信
かつてのトガは有能だったと元帥夫人もカプラン元帥も認めていますからねえ。同盟の快進撃を支えた功労者なのは間違いないのですが……
感想ありがとうございます。