THE FIRST SLAM DUNKを好きだと叫びたい
THE FIRST SLAM DUNKが好きだと叫びたい
観る前までに仕入れた情報では、宮城リョータを主人公にして山王戦を映画化するという事でしたので、勘違いしていました。
前後編か、三部作での映画化だろうと。
タイトルにTHE FIRSTと付いているし。
だから作品の構成は、宮城リョータの視線で全国大会の一回戦・豊玉戦から始めて、湘北メンバーの戦力紹介をする事から始めるのであろうと。
決めつけていました。
一作目は、山王戦の試合開始までか前半を消化して、次回に続くだろうと。
こういう思い込みをしたままだったので、上映開始早々、腰を抜かしかけたわ。
リョータと亡き兄との回想シーンが終わり、主題歌と共に姿を現す湘北のスタメン。
来たぜ、カッコいいと思った次の瞬間、山王のスタメンが登場。
いきなり試合開始。
嘘ウソ嘘嘘嘘だろ、海南のギャラリー抜きで試合を始めるの?!
マジで?!
牧と清田のコメント抜きで、山王戦を????!!!!!
監督が原作者の井上雄彦先生自身でなかったら、この時点で大炎上する案件かもしれなかったけれど、面白いからセーフ。
ギャラリーのコメントを削ぎ落とし、宮城リョータ&山王戦に集中。
鳥肌が立つような、決断力。
なるほどなあ、これはこれで、いいよな。
神試合に専念出来るし。
そして、山王戦序盤の、湘北スタメンの活躍。
なんと、初見の人にも各キャラの個性が分かり易い描写だと、今更気付いた。
確かに、海南のコメントや豊玉栓抜きでも、初見の人が付いて来られる構成だったわ。
感心していると、前半終了。
桜木花道が、河田弟と対決して大活躍するシーンが、全部省略。
この期に及んで、俺はようやく理解した。
一作で、山王戦を全て見せる気だって。
ぬおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお、分割せずに、一気に、一気に山王戦を作ったのおおおおおおおおおおお!!????!!
なんて思い切った判断を!
しかし面白いから、文句なし!
魚住さんが桂むきをしてくれないけど、面白いから、オーケー!
諸星大も森重も抜きだけど、狼狽えるな小童ども!
傑作だから、気にならない!
さあ、安心して映画館へ突撃せい。
映画の最後には、原作にはなかった「あのキャラのその後」が描かれているし。
つまり、スラムダンクの新作が、待っている。
誰かにネタバレされる前に、行ってこい!!
傑作を、体験しに行け!!!!
諦めたら、そこで上映終了ですよ。
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