カツベン! 後編 声の文化が深々と

 ちゃんとパンフレットを読んでからココに進んだ?

 本当?

 本当に本当?

 本当なら、北北東の方角を向きながらホットドッグを食べてみて。

 うん、よし、君の背後から確認した。



 映画への愛、詰まってる詰まってる。

 愛されて育ってきたんだよ、日本映画は。

 普段、パンフレットを読まない人にも是非勧めたくて、買わせました。

 この作品には、このパンフレットが必須に思えまして。

 テレビ放送しか見ない人を見かけたら、このパンフレットの存在を教えてマウントを取ってみよう。

 絶対に悔しがる(笑)。


 映画好きなら回避出来ないスペシャル対談が載っていますからね。

 特に、「シコふんじゃった。」を上映して即、山田洋次監督&渥美清寅さんに褒められる周防正行監督の思い出。再現映像作って流してよ誰か! 観たい! 羨まし過ぎて、観たい!!



 このパンフレットも併せて、考えてしまいましたね、作品における声の重要性を。以前よりも、ずっと深々と。

 様々な文化が入る度にガラパゴス化する日本ですけれど、映画も随分と変わった進化を遂げてきたんだなあと…声に関する進化が。

 今の声優人気にも繋がる進化。百年の映画の歴史に合流した日本古来の芸能の進化。

 奥深い…



 最後に、このパンフレットを手にしながら、確認したい事。

 劇中に登場する無声映画のオリジナル・再現編集・実在フィルムの判定。

 十戒のモーゼが竹中直人だと気付けなかった自分が情けなくて(笑)

 ね?

 自宅で再試聴する時にも、このパンフレットは必須でしょ?

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