警告3回目(VS通りすがり兼絹ごし)
第7話 ついに事の真相をお話ししようじゃないか
よう、古城ろっくだ。今回はついに、僕がBANされたときの話をしよう。今までの『警告された』とか『警告されかかった』とか『作品を消された』とかの次元ではなく、アカウントそのものを消されたときの話だ。
と、その前に、僕のBANについて噂程度にいろいろ知っている(つもりになっている)。あるいはこのエッセイを読んで不確かな情報を調べた。という連中に言っておく。
巷に出回っている情報のうち、だいたい半数がデマだ。ついでに言えば、某5ちゃんのクソスレでささやかれている内容は全部デマだ。
僕くらい優秀かつ有名だと、いろんな根も葉もないうわさもたつというものさ。いわゆる有名税と言う奴だ。5ちゃんの雑魚どもには一生縁のない税だから安心してくれたまえ。やれやれ、高額納税者は辛いよ。
曰く「古城ろっくはアンチに暴言を吐いた」
曰く「気に入らない感想を貰ったから暴言で返したらBANされた」
曰く「仲間が4人、同じ手口でBANされた」
曰く「複垢でもやってたんじゃねーの」
などなど、すべて間違いである。
ほらな?僕は有名税の高額納税者だろう?諸君らがうらやむべきスターであることの証明だ。
さて、デマに流された連中のための前置きはこれくらいにして、本題に行こう。
そうだな……どこから語るのかと言うと、一応ここから話をしないといけないな。
あれは2月のある日のことだった。小説家になろうに、クソみたいなエッセイが投稿されたんだ。
ああ、念のために言うが、このクソエッセイストはただの善良なゴミだ。僕の敵というわけでもなければ、何かの悪意を持った荒らしユーザーってわけでもない。ただ頭が足りなかっただけで、悪い奴じゃないんだよ。だからこいつの悪口は控えてくれ。
そうだな……こいつを仮に、『うんこ漏らし』と呼ぼうか。なんでこんな名前で呼ぶのかと言うと、こいつの代表作品が『うんこを漏らしたときの話を語る』というエッセイだったからだ。
まるで悪口のようなあだ名になってしまったが、代表作からとったなら仕方ないよな。
このうんこ漏らしが、どうやら感想欄へのコメントで筆を折ったらしい。そして自主的になろうを退会したにも関わらず、そのあと復活したんだそうだ。
で、その復活してからの第一作が、クソエッセイである。内容をかいつまんで説明すると、
『感想欄に酷いことを書いた奴がいたから私は筆を折った。それは一生もののトラウマだし、今でも忘れられない。でも前のアカウント名でそれを書くと本人にバレるから、見つからないようにアカウント名を変えて陰口エッセイ書いてやる』
というものだった。
ほらな。本人的には虫も殺していないつもりで、可愛そうな被害者を気取りまくるわけだ。そんなうんこ漏らしに悪意はない。つまり、純粋にただ頭の悪い奴だったという事だ。
まあ、しかしうんこ漏らしに陰口をたたかれている人も可哀そうだし、このうんこ漏らしが話の通じない奴だと判断するのは早計だ。なので僕は感想欄に書いてみた。
「いやー、被害者気取りなのは良いですけど、『その時にどんな批判を貰ったのか』とか、『誰がやったのか』とか明確にしてくれないと、こっちも同情しづらいですわー。作品も感想もアカごと消して、隠滅してから良いように解釈し直して語られても、ねぇ……」
とね。
ちなみにこの僕が書いた感想に対して、うんこ漏らしは幸いにも答えをくれた。
「卑怯なのも承知でやってます。だって喧嘩になるのは面倒くさいんですもの。こうやってユーザー名を変えたら喧嘩にならなくて済みますもの」
とね。
つまり、うんこ漏らしは一方的に相手を悪く言って悦に浸りたいだけ。当時のトラブルを解決する気も無ければ、相手を呼んで謝罪させる気もない。ただ可哀そうなヒロインを気取りたかっただけであることが判明した。
これ以上何を言っても無駄だろう。僕はそう思ったね。
だから感想欄から引き上げることにしたが、その前に他の人の感想も見ておこうかと思った。僕と同じようなことを考える人はいないのか。あるいは違った考え方をするなら、それはどういったものなのか。
気になるだろう?僕には正当な主張に見えないゴミ同然のそれが、他の人にはどう見えているのか、ね。
だから、最後に感想欄を片っ端から見ることにした。
今になって思えば、この時はうんこ漏らし以上に頭の悪い雑魚などいないと思っていたのだがね。
類は友を呼ぶ。その感想欄には、うんこ漏らしよりさらに頭の悪い雑魚がいた。
そうだな。その雑魚の名を、仮に『通りすがり兼絹ごし』とでも呼ぼうか。本当はもう少し歯ごたえのありそうな名前だったんだが、実際には絹ごしと呼べば絹ごしに失礼なほど歯ごたえのない奴だったよ。
では、次回はその絹ごしの絞り汁のほうみたいな歯ごたえの雑魚について語ろう。
そのうんこ漏らしのエッセイの感想欄で、何があったのか、ね。
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