第3話 これがその時のアレなんだけどさ・・・

 こないだ、5ちゃんで面白い意見を聞いた。いわく、

「なろうはなんでそのユーザーを退会させたか発表すればいいのにな。それをしないからR18でBANなのか、複垢でBANなのか分からない」

 と。


 うん。その通りだね。

 そもそも自分たちのやっている断罪が自信をもって「我がサイトを正常に運営するために必要な措置でした」と言えるなら、何も恐れることはないんじゃないかな?

 でもそれをなろう運営はしない。どころか……

 運営からの警告メールあるじゃん?あれって実は担当者の名前が数文字のアルファベットで伏せられていて、まさかの匿名なんだぜ。

 コンビニやスーパーの店員だってネームプレートを胸につけて接客する中、自分たちはそれが出来ないわけだ。笑うよな。

 え?どんな内容が来たのかって?

 ああ、晒してやる。

 ちなみになろう内で晒すとBAN案件になるそうだが、(文面のどこにもそんなこと書いてないし、そもそも晒されて困るような企業メールを出すなよと……)もうBANされた僕にとって怖いもんはないからな。


 で、これが小便野郎と戦った後にきたメール。






小説家になろう運営です

受信トレイ

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小説家になろう運営 <syosetu_admin@hinaproject.com>

2018年7月11日(水) 13:02

To 自分


ユーザID:1245894

古城ろっく 様

(このメッセージは小説家になろう内メッセージボックス・登録メールアドレスの両方に送信されています。)


いつも小説家になろうをご利用頂き、ありがとうございます。

小説家になろう運営です。


本日、古城ろっく様が投稿されていた作品及び活動報告内におきまして、利用規約第14条3項に抵触する部分を確認致しました。


▼対象作品

Nコード:N7178ER

タイトル:小説を書くにあたって「すげーどうでもいい」もの

対象部分:第30部分 感想批判エッセイってさ・・・

  第31部分 個人的な話だけど、チンピラってさ・・・(前回の続き)

     第32部分 今回の釣りってさ・・・(前回の続き)

第33部分 あいつは二度ならず三度もさ・・・(前回の続き)


▼対象活動報告

活動報告タイトル:――――(自主規制。ここに小便野郎のエッセイタイトルが入る)――――に驚いてしまいました。

投稿日時:2018年 07月 09日 (月) 14時 48分


▼抵触理由

特定可能な個人への誹謗中傷となる可能性の高い記述が確認されたため。


つきましては、7月25日までに対象作品及び活動報告の修正もしくは削除を行なって頂きますようお願い致します。


なお、対象作品に対しましては、初動対応として開示設定の設定変更を行なわせて頂きました。

問題部分の修正が行なわれない状態での設定解除はご遠慮ください。


もし7月25日を経過しても対応が見られない場合は、運営側で対象作品及び活動報告の削除を行なわせて頂きます。


今後、同様の案件を繰り返されました場合は、当該IDの削除等のより厳しい対応を行なわせて頂きますので、ご注意ください。


今後とも小説家になろうをよろしくお願い致します。


---------------------------------------------------

グループ:HINAproject

小説家になろう:https://syosetu.com/

担当:rikou

mail:syosetu_admin@hinaproject.com

※このメールアドレスは送信専用です。

 返信を行なわれます際は小説家になろうお問い合わせよりご連絡頂きますようお願い致します。






 ちなみに、Gメールからのコピペ。御覧の通り、「小便野郎が僕を馬鹿にしやがった」と僕が書いた部分が削除要請されている。

 これを受け取ったとき、僕は特に怒りを感じなかった。『お互いに』炎上商法なんかやっているのだから、こんなこともあるだろうと。

 ところが、相手の「僕を馬鹿にしたエッセイ」はどうなったのかと言うと……なんと、今でも読むことができる。


 そう。このrikouなる匿名スタッフは、先に手を出して祭りをおっぱじめた小便野郎には何の罰則も与えず、ただ僕だけを裁いたのである。

 笑えねぇ冗談だ。お互いに相手が誰だかわかるように書いていたのにな。


 のちに、僕の友人はこう分析する。

「ユーザーネームを出したかどうかが重要だったのでしょう。相手は『〇〇と感想欄に書いた人』とワンクッション置いていました」

 と。


 つまり、相手の名前を直接出さず、『〇〇という作品を書いた人』とか『○○という作品にこんな感想を書いた人』とか言えば、誹謗中傷も問題ないという判断で間違いなさそうだ。

 なろう運営は警告3回でBANって話は有名だが、その1回目はこれで食らったわけだよ。


 何より悲しかったのは、僕と同じ『炎上商法』を掲げた男が、こんな形でしか火消しに走れない輩だったってことかな。

 プロレスやってたと思ったら、なぜか負けた選手が警察に駆け込んで、僕が暴行容疑で逮捕されるような状況って言ったら分かりやすいか?マジでそんな心境だったぜ。

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