カーボン合金気になるんですが(怒)
作者からの返信
アングルさん、コメントありがとうございます。
あー、それ訊いちゃいますか。まあ、答えますけど。
……長くなりますよ。
その小便野郎の主張としては、
「カーボン合金なんてない。なぜならカーボンは金属じゃないから、合金の素材として使えないからだ。きっと炭素鋼のことを誤訳したのが原因だ。だが炭素鋼とカーボン合金は違う。だからこの世にカーボン合金なる合金はないのだぁああああ!」
みたいな主張だったんですよ。
で、僕はこれに対してちょっとだけ『納得』したんです。確かにカーボンを金属に混ぜ込むようなことは出来ないだろうし、もしそれでカーボンと鉄を混ぜ込んだらそれはカーボン合金じゃないものなぁ。と納得したんです。
だから、そのエッセイに書いたんですよ。
「カーボン合金が炭素鋼と違うって主張なら、納得です」
ってね。
するとどうでしょう。その小便野郎は何を勘違いしたのか、僕のことを悪く言い、
「この人はカーボン合金を見たことがあるのかwww」
「炭素鋼と違うのは主張じゃなくて事実だからwww」
「まだカーボン合金とか言ってる奴www」
とか、大変馬鹿にしたエッセイを書いてくださったんです。ええ、小便野郎がいかに炭素鋼に『だけ』こだわりを持ち、いかに『カーボン繊維の使い方』を知らない無知な人間だったか。そしていかに自分の知識不足を棚上げする人間だったかが分かる一幕ですね。
……ちなみに、『カーボン樹脂』という単語がありますよね?あれは別に「カーボンがプラスチックやゴムのような樹脂の一種であることが判明した」って話じゃないんです。そもそもカーボンは樹脂ではありませんから。
では、このカーボン樹脂って何なのかと言うと、『プラスチックにカーボンシートを張り込んで圧着したもの』なんですね。
カーボン合金って何かと言うと、僕が知る限りでは「カーボンが鉄やアルミニウムのような金属の一種であることが判明した」って話じゃないんです。そもそもカーボンは金属ではありませんから。
では、このカーボン合金って何なのかと言うと、『合金にカーボンシートを張り込んで圧着したもの』なんですよ。
自転車だと、ステムやハンドルバーなどに使われたりしますよね。極薄のアルミ合金で部品を作り、強度不足で破断するのを防ぐためにカーボンシートを張り込む。そういうものなんです。通称カーボンアルミ合金
また、スマートフォンやノートPCの素材として、軽量化と強度の維持を目的に研究された『カーボンマグネシウム合金』なんてものもあります。こちらについては僕も専門外ですがね。
あ、そうそう。『カーボンカーボン』って素材もあるんですよ。カーボンシートを使ってカーボンシートを強化するっていう、まあなんのこっちゃって話ですけどね(笑)
カーボンプラスチックを積層にして、そこから圧力をかけてプラスチックだけ抜くと、カーボンの純度が高い素材ができるらしいんです。
さて、僕はこういった知識から、小便野郎に
「カーボン合金が炭素鋼ではないという主張なら納得します。しかしカーボン合金がアルミやマグネシウムを用いたカーボンコンポジットである可能性に触れていないので、そこに関する納得は出来ませんでした」
と言うような感想を抱いたわけです。しかし指摘してやる必要もないかと思い、褒める点だけ残したんですね。
褒めたのになぜか勝手にキレてんだもん。なんだあいつ。
ああ、長々と住みませんでした。ご質問に対する回答は、このくらいでよろしいでしょうか?
また何か疑問点がありましたら、いつでもお気軽にコメントください。
懐かしいろっくさんの口調が、リアルタイムで読める喜び! 応援してます。
作者からの返信
大崎さん、応援ありがとうございます。
僕の口調、そんなに面白いですか?なんか他の人にも似たようなこと言われた経験があるのですが、自分ではよくわからないんです。
あれですね「俺、またなにかやっちゃいました?」「俺の口調がおかしいって、弱すぎって意味だよな」みたいな?
主人公、僕!
……いや、ちょっと調子に乗りました。すみません。
編集済
懐かしいですなぁ。去年、2018年の夏の事なのに遠い昔の様に思えます。件のエッセイ、最初は「フィクションをさも事実の如くに騙るエッセイ投稿作とその作者」を批判していたのですが、人気が出て目が曇ったのか「創作(フィクション)の中のフィクション(創作)と作者」を批判して仕舞ったんですよね。
余談ですが、「フィクションをさも事実の如くに騙るエッセイ作者」、この方は現在も活動中ですが「間違いを指摘した感想を削除、ユーザーをブロック。その上で指摘された間違いを修正」する行為を繰り返した結果、それぞれ別のユーザーから対抗エッセイを書かれてましたね。先日久々に新作を上げてました。
歴史物や薀蓄ネタで「間違いを指摘した感想を削除、ユーザーをブロック。その上で指摘された間違いを修正」。コレをやっちゃう人は結構居るみたいなのですが、明らかに悪手ですね。
作者からの返信
ろくおさん、よく覚えておいでで……
実はひそかに、あいつには似たようなものを感じていたのですよ。
炎上商法っていうのは、盛り上がれば盛り上がるほど「自分が相手より正しいんだ」「自分が勝ったんだ」って気持ちにさせてくれる。なんと一作も書かないまま人気作家を倒した気分になれるんです。麻薬です。
僕も時々怖いですよ。自分がそのサイドに転落してしまわないかどうか……
あれ?現在も生きていましたか?全部ずっと前に終わったように感じていました。まあ、元気でやっているならいいことです。
なろうの場合、メッセージ機能もあるわけですから、大っぴらにしたくなければ個人メッセージでひとこと「ご指摘ありがとうございます。修正したので感想削除いたしました」とでも書けばよろしいのに、ね。
コメント、ありがとうございました。
コメント欄のやりとりも面白いですね。(ここの)
エッセイの中の方の相手は単語に反応するタイプのかただったのだろうか? と思いました。Twitterでも読まずに反応する人多いし。
炎上と炎上商法は違うんだ、と勉強になりました。