「魔女と世界と血の文字と」 (異世界ファンタジー)

「魔女と世界と血の文字と」


 この作品は全くの断片から生まれました。

 一つは「火刑」、一つは「魔女裁判」、一つは「血文字」です。

 この三つを一つにまとめて、どうにかならないか、と組み立てましたが、はっきり言って、無理でした。結局、一万字以内に収めたものの、もっと長いストーリーのきっかけ、冒頭みたいになってしまいました。

 この短編は全くの趣味と勢いに任せていたわけで、何かしらの仕組みや捻りはありません。なので一番退屈かな、と作者は感じてます。とにかくガジェットというか、要素、記号だけが僕を突き動かしました。

 キャッチコピーにある通り、あるいは通過儀礼みたいなものは描きたかったかもしれない。ただ、やはりその後があってこその通過儀礼なので、中途半端ですね。旅立ち、みたいな言葉で表現することもできますが、言い訳にしか聞こえませんね。勉強します。

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