「無明の剣」 (人間ドラマ)
「無明の剣」
この作品のアイディアは、剣豪小説が書きたいな、という考えで、しかし何かトリックを入れ込みたい、と妄想してました。
目が見えない剣士、という発想が生まれたのは、剣豪を取り扱う作品を想像した時に、映画「座頭市」が浮かんだ瞬間です。では、目が見えない剣士がどうやったら相手を切れるのか、考えつつ、トリックを想像しました。その上で、盲目の剣士の背景の想像の中で、最後の捻りに辿り着きました。
この作品の主人公に関しては僕は全く想像しておらず、名前と、体格がいい、くらいしか頭の中にない。どんな剣術を使うのか、とか、どんな背景や過去があるのか、とか、まったく考えませんでした。しかしこの後にもう一本、同じ主人公の短編を書くわけで、何がどう転ぶか、わからないものですね。ぼんやりとした輪郭ながら、好きなキャラクターです。
この短編の重要なトリックは、散歩の中で発想して、後から仕組みを詰めた記憶があります。実際にそんなことが可能かは、わかりませんが、そこは小説、ということで。
それと、世界観は森博嗣さんの「ヴォイド・シェイパ」シリーズを意識してます。登場人物の名前がカタカナなのもそれが理由です。
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