第30話
「プランBに変更だ」
「アレをじっこうするのか」
「オレ、はじめてなんだけど」
きょとんとする小さなゾンビハウンド。
「え? プランB? 」
「よく聞け、チビ。パンプキンはもういない」
「死んだんじゃないぞ」
「卒業したんだよ」
まったく意味がわかりません。
「おまえはまだなりたておばけだから知らないだろ」
「おかしをいっぱいもらうとこゆうめいしがもらえるんだ」
「オレ、この前やっともらえた! 『ブラウン』って! 前髪がちゃ色してるからって!
」
少し大きいゾンビハウンド、ブラウンがほこらしげにいいます。
「オレは『ジャック』だ」
骨骨しいスカル。
「俺はジェームズ。ついでにコイツは……」
「アタシは『キャナリー』ヨ! 」
二匹のワーウルフ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます