第3話 すれ違い

「くそ、どうしていないんだ、もしかしたら放課後には用事があるのか?」


直輝はそう思った。


「えっと、おれの名前は高橋直輝っと......これでいいよな、」


直輝は書き終えすぐに寝た。





直輝は駅まで走った。


「よし、いつもの時間だ」


草下部、草下部、アナウンスが流れた。直輝は必死に探した。


「見つけた、これ出しってと......」


美人JKは驚いたような素振りを見せ、こちらに紙を向けてきた。私の名前は、長瀬結衣と書かれていた。直輝は喜んだ。


「よっしゃ」



「ねぇ、結衣噂の男の子とはどうだったの?」


結衣は喜んだ顔でこう言った。


「今日、あの男の子から返事あったの、高橋直輝くんって言うんだって」


里奈は驚いた。


「まさか電車越しの恋愛ができてしまうなんてねぇ」


結衣は慌ててこう言った。


「ま、まだ直輝くんが好きかどうかはわからないし」


「まぁまた明日頑張りな」


そう言って里奈は去っていった。




「おい、智樹」


「んぁ、どしたんの?」


「今日紙出して、お互いの名前までわかっ

た」


智樹は驚いた。


「まじかよ、で、なんて名前なの?」


直輝は嬉しそうな顔で言った。


「結衣、長瀬結衣って言うらしい」


智樹は憎らしい声で言った。


「あっそ、よかったな」


「これで毎日が楽しみだ」


直輝は明日も会えることを期待して家へ帰った。




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