第1話 最悪の木 デスツリー
「はぁ!」
ガ〜ン
「まだまだ切れないな…」
めちゃくちゃデカイ木を切っている…
「大丈夫かい?零」
「遊真か、正直もう帰りてぇよ…かれこれ4ヶ月はこの木を切り続けているのにまだ3センチぐらいしか切れてないし…」
あの後俺は遊真にこの世界のことについてを色々聞いた。この世界は、東、西、南、北で大きく別れているらしい。そして俺が迷い込んだ場所は遊真が木こりをしている場所で、俺は色々教えてもらったお礼に遊真の仕事を手伝っているのだが…
「後どれくらい切り続ければ切れるんだ〜?」
「そうだね〜、この木の天命値が120万残っていて、100回切り続ければ1減っていく、そしてそれを1日で200回切っていくから…少なくとも後数年はかかるね…」
「後、数年もか…」
普通ならこんな仕事辞めてしまえと思うだろうが俺達が今切っている木はこのクライド村の作物の栄養も吸い取っているためなんとかして切らなければいけない…
「もう少しで100回だから終わったらお昼にしよっか」
「だな〜」
そうして俺達の木こり生活が始まった…
剣魔転生物語 やまやま @37082
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