剣魔転生物語

やまやま

第0話 転生

お願い…助けて…お願い…!

「ん?」

誰かが俺を呼んでいる…?そこで俺は目を覚ました。そうするとそこには…

長い金髪、目の色は黒の女の人が立っていた…

「君は一体?」

「あなたにお願いがあります…お願い私達の世界を守って」

どういうことだ?世界を守る…?そんなことを考えているといきなり地面の感覚がなくなり俺は下に落ちていった…

「う、うぅ〜ん…ここは一体、俺は一体何を?」

そうか、たしか寝てるときに誰かに呼ばれて、そしたらいきなり連れてこられたんだった…

「誰?」

そんな声が聞こえたので俺は声がした方にを振り向くと…髪の色は青、目の色は緑の一人の少年が立っていた。

「俺の名前は神谷 零(かみや れい)君は?」

「僕の名前は久我 遊真」

遊真と言った青年は俺のことをじっと見て、

「零はどこから来たの?」

「えっと東京から」

そう言うと遊真はよくわからないような顔をして…

「東京ってどこの国?」

「え…」

なんで東京がわからないんだ…?  でも、たしかあの娘は私達の世界を守ってって言ってたっけ?だからそもそも世界が違うのか…もしかして俺、異世界に来ちゃったのか…

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る