第44話

「坪生さん?」

坪生は自害していた。

郁久美先生に浄化してもらったが、ダメだった。

郁久美先生曰く、壁があったと言っていた。

浄化も万能ではないようだ。

「なんだったんだ?」

坪生さんが何を持っているか探りたかったが気が引けた。もし、彼女が生きていたら起き上がれて殺されても困るから物凄くまさぐっただろうけど緊急性もないのでやめておいた。

「まあ、怪しいのは日本人なんちゃらみたいなやつだよな」

「?……そうか最初からこの村に違和感があったんだなるほどな」

「どうしたんだ?」

「名前?苗字?だよ。名前が日本人すぎるんだ。」

「大森とか坪生とかな。確かに。」

「つまり、日本人なんちゃらのレジスタンスってことか?」

「そうとも言えないだろ。仲間に入れってされてて拒否してて強行手段かもよ」

「なるほどな」

「どちらにしても危険だけどな」

「レジスタンスでも日本人殺すってなり、日本人なんとかでも拒否したから殺すってなるからだろ」

「そうなんだけど、殺しちゃったどうしよう」

「まあ、そういう世界だし今回は自害だししょうがないよ」

「そういうことじゃなくて説明をねどうしようかと」

「????何どういうこと後悔とかそういうのじゃないの?」

「?何故に後悔?」

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すいませんでした

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