昭和の理想。平成の現実。

親からなのか

TVからなのか

覚えていないが


理想の家庭

理想の父親

理想の母親

理想の未来


こうだったら良いな。

という「理想」


実際に社会に出た感想はどうですか?


私はどうだったかな?

働き始めの4年間はバブルの名残で収入も良かったし

高校という枠の中から抜ける事で自由を得た

そんな感じだった


小学生でFCの三国志Ⅱにハマり

中古本屋さん(個人店)で孫氏の兵法書を見つけ

興味本位で買うような子供だった


中学生で親戚から貰った高校の教科書を授業中に勉強して

わからない事は教員に聞いていた


当時はまだ「高校くらい出ておきなさい」

親や世間がそうだった


でも


高校の勉強はほぼ終わっていたし

大学には興味が無かった


勉強したくなったら

大学に行きたくなったら

大学に行けば良い


高校は行くだけ時間の無駄だと思った。

工業高校だったから手に職付ける。在学中に資格を取る。

そんな選択も有ったが無理だった。


辞めたい。

ただ、それだけだった。


私の場合は実家に居場所が無かったのもあるが

親に押し付けられた(高校を卒業する理想)事からの解放


それが先だった。

何よりも家に居る時間を短くしたかった。


高校を辞める手続きをした翌日から働いた。

手続きは当然のように1人でいった。


学校で手続きを終えた後

そのまま仕事を探しに行って見つけた。


コーキングの会社。

半年くらい居たかな。

急に訪ねた履歴書も持たない15歳の子供。

雇ってくれた社長には感謝をしている。

名前も顔もまだ覚えているよ。


「自分がどうしたいのか?」

その気持ちを大切にした。


いつから大学卒業が当たり前の世の中になったんだろうか?


大学卒業したら未来が開ける

実際にそうだと思う。


ただ、弁護士とか医者のような職業ならね。


大学卒業したら何をしたい?

考えてる?


一流企業に就職したいとか。

つまらないよ。


働く事は楽しい事じゃない。

考えなきゃ行けないのは「そこじゃ無い」


私が今まで社会に出てから25年間で忘れられない言葉。

「何の為に働いてるのか?」

という問い。


聞かれた時は16歳だった。

すぐに答えが出せなかった。


その時の会社社長には「考える事」を教えられていたから

1週間の時間を貰った。


当時、実家に居たから生活する為じゃない。

では「何の為に働いてるんだろう?」


考えた。

考えた。


答えは簡単だった。


「遊ぶ為にお金が欲しい」

「欲しいと思った物を買う為」

その欲望を満たす為に稼ぐんだ。


実際に18歳の時。

自動車学校に行き始め

※出張に行ってたから17歳から行けなかったんだ

窓口で給料袋から現金で一括払い。

当時はマニュアル免許で25万程度だったかな。


免許を取ってから車を見に行き

気に入った車を180万円即金で現金払い。


両方共「何者だ?」って目で見られたな(笑)


奨学金を返す為に働いてたら

心なんかすぐに壊れるよ。


一般企業で学歴なんか履歴書に書くだけの為にある

大学に行くなら、よく考えた方が良い。


企業にコネが有るなら良いと思うが。


いくら稼げるのかわからないまま

数百万円も借金するなんて。


未来は真っ暗になる。

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