第5話~アニメじゃない アニメじゃない 本当のことさ~♪
ときは遡ること約1年前。2008年の冬。
冬コミを意識し始める頃……
大学生のときに知り合った仲間同士(サークルみたいなもの)で、忘年会をやろうということになり
5人ぐらいが集まった。(男3、女2)
ちなみにオタクの集まりではない。
幹事は俺だったが、仕事でトラブり2時間ぐらい遅刻していった。
そのころ俺は、ちょうど服装とかを変え始めたばかりで、友人達はその理由を知っていた。
で出席者の一人の女の子が酔った勢いか「私最近失恋したの~」と愚痴をこぼした。
俺は少し前から彼女がほしいと言っていた
その子は新しい彼氏を探している・・・
何を思ったのか友人の一人が
「じゃあお前ら付き合っちゃえばいいじゃん」と言い出した。
内心ではそうなったらどんなに嬉しいかと思いつつ
「まさか、そんな、じょうだんでしょ。ははは」
と笑っていたら
女の子「じゃあ付き合おうか」
俺「え――?」
まさかのありえない展開に耳を疑う
彼女は容姿抜群でめっちゃもてる。
しかも俺は彼女のことが前々から好きだった
でもオタクの俺なんか相手にしてくれるはずがないと思っていた。
ファッションがカッコいいわけでもなく、トークが上手いわけでもない、流行の歌も唄えない。
いつももっと仲良くなりたいと思いつつ、彼女が普段以上におしゃれをしてみんなの前に現れたりしたときには、どきっとした。
(ちなみにいつもオタクの世界にどっぷり浸かっている私が、 現実の世界の異性を好きになることなど滅多に無い。)
酒に酔った冗談でしょと思いつつ、ちょっと期待して
俺「いいの?」
女の子「淳くんならいいよ」
なんじゃそりゃ!!
次回予告~
アニメじゃない アニメじゃない 本当のことさ~♪
本当のことさ~♪
みんなが寝静まった夜窓から空を見上げるととてもすごいものをみたんだ
大人はみんな笑いながらテレビの見すぎと言うけど 僕は絶対に 絶対に
うそなんか言ってない!
常識というメガネで僕達の世界はのぞけやしないのさ
夢を忘れた古い地球人よ
(元ネタ:ZZガンダム)
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