第27話 新人ボッチと愛の試練。
丸で狙い済ました様に俺の
タミィちゃんに頭を下げながら俺の隣にシャシャリ出て来て同じ姿勢を取ったギルド職員の
ぬっ
俺と
ニチャ~と
くっ!? コイツ分かって俺の
『お前に
口の動きから
くっ、此れは戦いだ。
素晴らしい
負けぬ! 俺は断固負けぬ!!
こんな
何だよ
お前らは俺の
散れ!!
頭を下げ右手をタミィちゃんに差し出す俺と
うぉ~燃え尽き程にヒィ~ッとぉ!!
届け俺の思い!!
そして俺と
ヤッタァー!!
ざまぁ!!
勝ったぞぉ~俺は勝った。
しかし
しかも力めっちゃ強いし
まぁ俺に取っては此の程度の握力は問題無いけどね。
これも俺と
俺は
タミィちゃんのゴツい指から太い手首に毛むくじゃらの腕へと・・・何か
「お義父さん?」
「誰がお義父さんだぁ!!」
Oh~!! お義父さんが握る俺の手に掛かる握力を増したYO!!
まぁ未々俺なら耐えられる。
同じ様に差し出した手をお義父さんに握られた
上下に掴まれた手を振って抜け無いと。
おっ今度は足をお義父さんに引っ掛けて、掴まった手を引っ張るか?
ゴキャッ。
そうこうして居る内に
同やらお義父さんの握力に耐えきれなかった様だ。
お義父さんが掴んで居た
「のぉ~~!!」
ふっ情けね野郎だぜ。
しかし何故お義父さんは粋なり俺と
まぁ! まさか・・・お義父さんも俺の事が・・・す、好き!?
ポッ。
「おい、ドルフ嫌な独り言をブツブツと呟いて勝手に頬を染めてるみたいたが、其の気持ち悪い考えは辞めろ。
俺は女房と娘一筋だからな。
それとお義父さんは辞めろ!!」
「えっ!? 俺今、独り言ってました?
あちゃ~ソロ活動ばっかしてたから独り言が身に着いちゃった見たいですねお義父さん。」
「驚くのは独り言の方かよ。
独り言の内容の方を気にしろ。
つうか余裕だな、お前。」
お義父さんは俺に向かって告げると
おっ!! 更にお義父さんが掴んだ手に掛かる握力が上がったか、しかし未々余裕だな。
まぁ俺は此のお義父さんが課したタミィちゃんへの愛の試練を乗り越えて見せる。
そして初の彼女ゲットだぜぇ!!
「お義父さん!!
此のドルフめ、必ずやお義父さんの御期待にこまえましょうや。」
「ぐぬっ化け物めぇ~貴様の様な馬鹿に娘を遣る分けにはいかぬっ~!!」
ハッハハ~お義父さん分かってますよ。演技ですね!
お義父さんは適正検査試験の時もそうでしたもんね。
良く漫画やドラマの演出で彼女の家に彼氏がお伺いして「娘さんを僕に下さい!!」って言った時に、良く「駄目だ、駄目だぁ!何処の馬の骨かも判らぬ貴様に大事な娘を遣る分けにはイカン!! 娘を欲しくば此のワシを倒して行けぇ~!!」て奴ですよね。
もうお義父さん本当演技派!
娘のタミィちゃんもそんなお義父さんの演出を見て感動ですよ。
そしてお義父さんと言う障害を乗り越えてタミィちゃんと真実の愛を築く俺。
カ~カッケェ~、もう愛は障害が在る方が燃えるって言いますからね。
此の試練に立ち向かう俺を見てタミィちゃんもきっとお
ぐひひひ~辛抱たまらん。
待っててねタミィちゃん。
そんな気持ちで俺は、熱の隠った目で観ているで在ろうタミィちゃんをチラ見する。
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