　個人的メモ。

　拙作「恋×刀〈コイガタナ〉」がもしもあれから話が続いたとして、どう終わるのかだけは漠然と決めている。

　しかし、今のところあの話をこれ以上書く未来は見えないので、ここにプロットだけを載せて自分の未練にとどめを刺そうと思う。

「恋×刀」本編を読んでいなくてもとくにネタバレにはならない。はず。

以下、恋×刀〈コイガタナ〉最終話プロット。

・可不可（カフカ）は芥川（あくたがわ）征（すすむ）を守るために無理をし、完全に折れる。

・カフカは誰にも修理できない（刀を打ち直したとしても記憶は戻らず、また九十九守（ツクモリ）としての自意識も芽生えない）。

・数年後、征は最終的に九条（くじょう）累（るい）と結婚する。

・征と累の間に女の子が生まれる。二人はその子に「カフカ」と名付ける。

恋×刀〈コイガタナ〉、完。

　正直、あの本編の終わり方から続いたにしてはあまり救われない結末なのかもしれない。

　でも、恋×刀〈コイガタナ〉を書いている時点で、自分の中で「最終的に征とカフカがくっつくようなことにはならないだろうな」とは薄々決めていたので、ある意味初志貫徹とは言える。

　これにて、恋×刀〈コイガタナ〉を打ち切り御免とする。

　続かない方が幸せな作品もあるのだ。

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