「…遊園地行きたいなー。」








「行ってきなよ。」


公園の入口から、美奈子が話す。






「お母さん。」








「大丈夫よ私が留守番しているから、行ってきなさい、明日香。」








「…皆で行きたいな…


ポムとも。」








ポムは美奈子が来たことで、はしゃいでいた…


ポムはメスなので片足を上げておしっこをするわけではない。




まだ、小さな頃ポムが座っているとおしっこをしているんじゃないかと起こされていた。




部屋でのおしっこを覚えるのは早かったので、粗相はあまりしなかったが、やはり座っているとおしっこをしているように見えて起こされる。




ぺたんと座る姿はとても可愛らしかったのだが。






今は真ん丸した成犬に育っている。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る