明日香はドタバタと音を立て散歩の準備をした。
明日香が玄関で靴を履く、ポムは未だかと顔を見る、
不意に後ろから声が掛けられる。
「明日香、もう外は暗いからお父さんも一緒に行くよ。」
「え、うん分かった。」
近くの公園。
「…
今度の休み、一緒にどこか行くか…
そうだな、遊園地がいいか?」
「本当に?
…
ポムは連れて行けるの?」
「…
留守番かな。」
何て言えばいいのか分からない、
明日香の嬉しそうな顔が複雑な気持ちからか、
歪む。
ポムを残して出掛ける事に後ろめたさを感じているようだ…
ポムからすれば、学校に行ってる時も遊びに出掛けてる時も、
同じ留守番に代わりはないのだが。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます