疲れたのか帰り道ポムは寝てしまった、


すると明日香が袖を引っ張った。






ポムを今日子に預け、明日香をおんぶして帰った、思ったより明日香が重たくなっていて驚いた、


そんなに感じるまでおんぶして居なかったんだな、と思った…






ポムが来なければ気付かないでいただろう、この事だけでも家にポムが来てくれて良かったと洋一は思った。








深海家。






明日香をソファに寝かし、洋一は夕飯の準備をする。






「あれ、お母さん帰って来ないの?」


不思議に思ったのか今日子が聞いてきた。






「実は、夜遅くなる…


母さんと相談して決めたんだが、散歩はこれからは二人で行ってくれ。」






「二人って…


明日香と私でって事だよね?」






「そうだ。」






子供ながらに、不安な気持ちになった…






「お母さんは…」


今日子は呟く様に聞いた。

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