その時、村人一人が部屋に入ってきた。






「冒険者の皆さん…村長がお話があるそうなんですが、一階に来てもらえますか?」






ハルー


「おう、行くぜー。」






エリー


「なんだろうね?金一封かな。」






デジャブ


「…私は、嫌な予感しかしないがな。」






二階の客室から、一階に降りると大きめのテーブルに海の幸が並べられていた。






ハルー


「良い予感であってたな金じゃなかったが。」






エリー


「どうしょう、ダイエット中なのに、まぁ、明日からでいいか。」






デジャブ


「…私は、益々嫌な予感がするのだが……」






村長


「どうぞ、どうぞ冒険者の皆さん、召し上がって下さい!!


あのイカたちのせいで不漁ではありますが、満足して下さったら幸いです。」






ハルー


「いやー、だい満足ですよー、無料、ですか?」






デジャブ


「何て事を聞くんだ、お前は!!」






村長


「はい、心ばかりのお礼です。」






デジャブ


「活躍したのは、私たちだけではない、あの子供の事もよろしく頼む。」








村長


「はい、もちろんです。」

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