神官
「仕方無いのですよ、戦わなければならない者は、常に力を欲する……邪教を倒さなければ、神が立証されない。」
狼
「特殊な力を持つ神官が、いもしない神にすがり、正しさを見失っているのか……」
カードを持つ男
「マジプニカード…発動。」
カードをかかげると大蛇が現れた、その大蛇は木で出来ているのにも関わらず滑らかに動く。
エリー
「何あれ!?」
狼
「エリー気を付けろ、東の街の者だ、マジプニカードは己の精神力を具現化し魔物の収得物等を使い強化しているんだ。」
エリー
「うん、意味わからない。」
白い剣士
「おもしろい!!
カリブプニのマジプニカード使いか…私はジャスプニの聖騎士だ!!」
白い剣士は、剣を構えた。
カードを持つ男
「なにー、ジャスプニの…聖石使いか…よし、手合わせしよう…」
大蛇が白い剣士に突撃する。
白い剣士
「あまい、剣よ、全てを赤に染めよ。」
剣に埋った赤い聖石が光り、剣を炎につつんだ。
エリー
「…何!?どうなってるの?」
狼
「ジャスプニは街の北に聖山があり、王族の血を受け継ぐものだけが、聖山にある聖石の力を引き出せるんだ。」
白い剣士
「ああ、そうだ、聖石の方から私たちをえらび、そして、その聖石を武具につけるのだ。」
エリー
「聖石に選ばれるって事……」
カードを持つ男と白い剣士が、少し離れた場所で戦い始めた。
エリー
「もう、めちゃくちゃ…」
狼
「そうだな、くそ…私が動ければ…」
細い剣の戦士がエリーに突進する。
「どおりゃー。」
エリーが杖で細い剣を防ぐ。
空を舞うエネミーファイアが落下する。
女魔術師
「いけー。」
ドゴン。
エネミーファイアは細い剣の戦士に当たった。
女魔術師
「あ、ごめんなさい、間違えてあてちゃった。」
細い剣の戦士
「ごふ…」
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