「そおなのか?神官なら無闇に人を殺めないが、集まった討伐隊は違うだろ?」






エリー


「やっぱり中に入るわ。」






エリーと狼は神官を押し退け神殿に入った。






鳥すらも自由に飛べそうな程高い天上、まるで巨大な化け物と中で戦うことを想定して作られているかのように、壁全体に二階三階と足場があった。






神殿の中心部に台があり、その上にハルーがのせられていた、


そして、回りに三人の神官がいて、回復魔法を唱えていた。






他にも冒険者が集まって居る。








大斧の戦士


「巨大な化け物になる前に、首をはねてしまえばいい。」






女魔術師


「ダメよ助かるかも知れないんでしょ?」






細い剣の戦士


「巨大な化け物にならなくても半妖魔人は魔物と変わらないだろ?


肉片を植え付けられたら終わりなはずだ。」






エリー


「えっ!?どうゆうこと…半妖魔人も化け物なの?」






細い剣の戦士


「ああ、半妖魔人も妖魔人も見た目は同じだ…知らなかったのか?」






エリー


「待って…


半妖魔人になるのが…50%


巨大な化け物になるのが…50%


どっちも…魔物じゃない!!


ハルーは助からないの?」







「バカな…神官たちなら…治せる可能性があると聞いたが!?


どうなっているんだ?」






神官


「邪教と戦うために広めた嘘何です…」





「じゃあこの冒険者たちはもしかして…強敵と戦うために集まったと?」






神官


「…邪教と対立するためには、資金が必要なんです…その噂があれば、妖魔人になりかけの人が運ばれてきたり、邪教から逃げた者が助けを求めにきます……


それと、強敵と戦いたい冒険者たちも。」






エリー


「そんな…ハルーーーー。」

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