つっつきには飽きたらず、タヌミューをモミモミするハルー。






エリー


「ハルー何してるの!?


タヌミューがかわいそうじゃない。」






ハルー


「たぬたぬーっと、エリーもやってんだろー?


タヌミューもふもふだからな…ついついモミモミしちゃうよな?」






エリー


「もう、タヌミューが疲れてるわよ。」






ハルー


「分かったよ。」






ハルーはタヌミューを離した。






タヌミュー


「ミュー。」






タヌミューは棚の上に逃げた。






エリー


「ハルーが構いすぎるから、タヌミューが逃げたらどうするの?」






ハルー


「たがら、分かったってー冒険にはミュー族は不可欠だもんなー。」






エリー


「それも、あるけど私たちの大事な仲間でしょ、タヌミューは…始まりから一緒にいて、一緒に強くなったんだから。」




ハルー


「そうだな…タヌミュー強くなったのか?」






エリー


「…多分。」






タヌミュー


「ミュー。」






タヌミューは空中をゴロゴロと転がった。








朝、宿屋を出る二人といち丸っこいの。








エリー


「ハルー!?


今日はどうするの?」






冒険者は魔物を倒し戦利品を売る以外に依頼を受けてお金を稼ぐ事がある。






魔物討伐や護衛や荷物の配送やアイテム収拾等がある。






ハルー


「そろそろ、依頼をこなすんじゃなく大陸一周でもしてみるかな?」






エリー


「えっ!?ルイープニを離れるの?」






ハルー


「ああ、やっぱり一流の冒険者は大陸一周していないとな…」






エリー


「この前は、魔の森突撃とかバカな事言ってたわよね?」






ハルー


「そうだっけー?じゃあ魔の森行く?」






エリー


「もう、優柔不断何だから。」image=484599502.jpg

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