小さな村を出て直ぐに二人は魔物に出くわす。
ハルー
「な、なんだあれ…」
エリー
「魔物よ、知らないの?村にだって来てたじゃない、まぁ、結界石があるから中には入ってこないけど、みんな戦ったりしてたわよ。」
ハルー
「マジで、魔物って襲ってくるの?」
エリー
「嘘…本気でいってるの?貴方は村にいた方がよかったわよ。」
ハルー
「うるさい、戦えばいいんだろ?」
ハルーは近くに落ちてた木の棒を手に取り魔物に殴りかかった。
「シャー。」
腕を引っ掻かれ、その場に倒れるハルー。
ハルー
「何だよ…いてえよ…」
エリー
「バカね…村に避難しましょう、やっぱり無理だったのよ。」
ハルー
「うわー。」
ハルーは魔物に殴りかかった。
ハルー
「ごふっ。」
腹を蹴られてうずくまる。
エリー
「ハルー!?死んじゃうよ。」
ハルー
「あんな村に戻るなら…ここで死ぬ。」
エリー
「バカ、なにいってるのよ!!」
エリーは近くに合った石をハルーに投げつけた。
ぷに。
ハルー
「何すんだよーエリー。」
ハルーは投げられた石を投げ返した。
ぷに。
エリー
「あー、何すんのよ。」
エリーも投げられた石を投げ返す。
ぷに。
石が叫ぶ
「ミュー。」
ハルーとエリー
「な、なんだこれー。」
これが、ネコミューとの出会いだった、魔物は二人の変なやりとりをみて呆れていなくなっていた。
夜明けまで、ネコミューを抱っこして歩き二人はルイープニに到着した。
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