第5話 「千曲川のスケッチ」(島崎藤村)
「スケッチ」と聞いて、子供の頃に流行った「エッチ、スケッチ、マイペット」を思い出しました。そうしたら続けて「あんたってエッチね、ダブルエッチね」と歌わずに居られなくなり、何故か「あらビン、ドビン、ハゲチャビン」のハクション大魔王まで出て来てしまいました。更に、「スケッチ」の日本語訳で顔を赤らめていた頃が懐かしくなりました(「写生大会」なんてどうよ、と思った若い時がありました)。
自分は読書の趣味がなく、本当にたまーに本屋に行く程度で、それも雑誌を見に(探しに行くこともまれにはありますが、眺める程度に見に)行く位です。見る雑誌も音楽か車かバイク関係位で、しょーもないものばかりです。そんな中、「音楽乃友社」が不定期で出すクラシック音楽の「ontomo mook」を見つけては買うことが楽しみです。ただ、狙って買いに行くのではないので大抵出版されてかなり経ってからの購入になっています。以下、購入順と発行日です。
新編 名曲名盤300 ベスト・ディスクはこれだ!(2011年4月1日発行)
クラシックCD「20世紀の遺産」―探訪・1950~1999年(2011年2月1日発行)
最新版 クラシック名盤大全 交響曲・管弦楽曲編[上](2015年2月1日発行)
最新版 クラシック名盤大全 交響曲・管弦楽曲編[下](2016年2月1日発行)
と集めてきました。特に「名曲名盤300」は、「レコード芸術」に6回に分けて特集されたものをまとめたもので、名曲300曲についてレギュラー執筆陣の投票(各自ベスト3を3点、2点、1点で投票)してベスト1ディスクを決め、得点順に順位発表されるというものです。自分はコレクション(だけして殆ど聴いていない)しているCDを、掲載された順位表にチェックを入れて順位表を「活用」していました。
2011年発行の「名曲名盤300」の次の最新刊は2017年6月に発行されたのですが、発行後4ヵ月してからネットでそれを知り慌てて何軒かの書店を回りましたが、残念ながらどこの書店にも置いて無いばかりか、このジャンルの本を置くコーナー自体が無くなっているところばかりで驚きました。最近は通販で何でも買えてしまうので書店に置く本が整理され、悪循環にも陥ってその後に書店自体が潰れてしまうんだな、と哀愁に浸りつつ、結局アマゾンで「ポチッ」として2日後に入手してしまいました。ただ、今回は大幅な改変があり、
最新版 名曲名盤500 ベスト・ディスクはこれだ!(2017年6月1日発行)
と300が500になって、紙は厚くなった様ですがページ数が減り1ページに2曲となった為、自分的には見にくくなっていました。しかしランキング表は以前と変わりませんので、所有するCDがどの程度載っているのかチェックしてみました。相当な時間をかけたのですが、作業の途中で上位に入ったCDの曲をいつでも気軽に聴くことが出来る様にiPodに入れることを思いつきました。iPodは中古をいくつか持っているのですが、クラシック音楽専用にしたかったので、新たにハードオフで60GBのジャンク品を3240円で調達しました。
iPodの「曲数」とは、曲の切れ目毎にカウントされるので、J-POPなど1枚のアルバムで12曲から16曲位の数になります。別のiPodに入れている歌謡曲は2351曲で19.2GB必要としていましたが、クラシックは、楽章毎に「1曲」とカウントされてしまうので本当の「曲数」は単純には分かりません。ただ、iTunesに録音してiPodに落とす訳ですから、iTunesを見ると「classical」の中に今のところ64枚、565曲と出ていました。交響曲などは1枚で1曲もあれば、小品集だと10曲程度のものまでありますから、現在はざっと百何十曲位でしょうか。iPod側を見るとそれで8GBの占有の様ですから、60GB全部を使い切ると一体どれだけの曲数を入れることが出来るでしょうか。
現在の音楽事情、メディア事情、それらに絡めたこれからの音楽生活というものについて書いてみました。
「千曲分のストック」
単純計算で新たなiPodにはクラシックを1000曲程度録音・ストックすることができるものと思われます。ただ、それをいつどこで聴くのか。自室で聴くのか、通勤途中の車中で聴くのか。ストックはするものの、その明確な使い道(時間)が無いことに今、はたと気づかされました。
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