思いつかないから未定

@BlueCosmos

プロローグ

人類が宇宙を旅するようになった遥か未来

それでも尚、地球は最も豊かであり、変わらず多くの人間の、故郷であった。

地球は豊かで、どんなものでもある素敵な星だが、しかし夢がなかった。

暮らすだけなら極上だが、何もかも行き渡っていて、夢を掴む隙間がなかったのだ。

当たり前の最高の暮らしに飽きていたのだ。

そうして月や火星には多くの人が移住し、何もかも足りない中もがいて、活気に溢れていた。

しかし、中には月や火星よりも更に遠くへ行き、第二の地球を見つけようと、意気込む者たちがいた。

そうして地球圏の外へ旅立った人々の、お話である。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

思いつかないから未定 @BlueCosmos

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る