楽しく読ませていただいています。
他の人の質問に乗じて、近代刀は刃が硬く、粘りのある鉄で出来ていないそうです。第一次戦争の頃からは鉄の量産化効率重視の傾向にあったのでたたら製法で作られた純度の高い玉鋼を使われていないそうです。(現在は復活しています)
アンチ的な事を言ってしまうのですが、素人の考えですが切れ味を出すのは研ぎ師の領域です。研がないと紙すら切れません。研ぎ専用の職もあるそうです。そして研ぐには質の高い砥石が必要で、更に刃と砥石の角度や強くし過ぎると刃が欠けたり難しいのですが、研ぎ師について書かれている小説を読んだ事が無いので悲しいです。(´・ω・`)
作者からの返信
最近の研究だと、古刀には玉鋼が使われていない可能性があるとか。こういうのはホント、話が尽きませんね。
実はモンドは当初、研ぎ師として登場させようかとも思ったのですが、舞台が洋風世界ということもあり、分業制を持ち出すのはやめました。
佐賀鍋島のお殿様も自分で愛刀を研ぎ、毎朝自身の髭を剃っていた、なんて逸話もあるくらいですからそんなにおかしくもないなと考えています。
あと、研ぎ師が出てくるどころか主役を張っている小説もありますよ。
ふむ。20年ほど前の情報だけど、工業的な技術で刀を造る、というもので
(どこの大学だろうが好き者がいつでも行っている研究ではあるw)
刀のランクで中程の物が製作出来、それ以降時間はかかるけど量産可能になりました。
その中程のランクの刀でも、アメリカンなTVショーで剣術素人のMCが
あばら骨など付いたままの成人女性程の大きさの肉の塊(鹿肉だっけか?)を
スパスパ骨ごとを数度どころか数頭分斬り、紙を斬り、
40°ほど体重をかけて曲げてみるも弾性で数秒で元に戻り、
また骨付き肉塊を数頭分斬る、という事をしましたねw
一度も斬った後の脂などを拭き取ってもないのに、MCの体力の限界が先にくるというw
昔あった、「本当に人を斬ったら1人で刃が駄目になるよーww」という化学的根拠は
間違っていたというのをTVショーでさらに実験証明した結果となりました。
工業品の刀ですらそれ程なので、名刀ランクだとホントどれほどになるのやら。。
戦国時代の腕自慢一般兵士ですら、死体5人分を重ねたものを一刀両断出来たそうで。
この先が楽しみですv
作者からの返信
その番組面白そうですね! 機会があれば観てみたいです。
人一人斬ったら刀駄目になる、っていうのは第一次、第二次大戦で使われた近代刀の話だと聞いたことがあります。当時の人々は、技術力が上がった刀でもこの程度、じゃあ昔の話は全部嘘っぱち、そう考えたんじゃあないかなあ、なんて大虎は思っております。
師匠に火が点いた((((;゚Д゚)))))))
作者からの返信
教えるからには半端は許さんとの気迫にございますw
お読みいただき、フォローいただき、応援とコメント誠にありがとうございます!
うんちくの部分まで楽しく読める!
すごい!
作者からの返信
ありがとうございます。
この頃は日本刀が創作物内で非常に流行っていた時期だったのですが、のワリにはどうして日本刀は斬れ味が他の刀剣と比べて良いのかを説明どころか理解すらしていない作品ばっかりで、一人で謎に憤っていたのを思い出しましたw