第3話 世界観設定の決め方

世界観設定


世界観と言うと、何をどこまで考えればいいのか膨大に考えてしまいますが、「現実の世界観」や「有名作品の世界観」で、これっぽい所と設定するのが楽です。

特殊な「有名作品の世界観」を丸ごとパクってしまうと盗作になってしまうので、そういう場合は、ある程度のアレンジが必要です。

なぜ、世界観の設定が必要かと言うと、設定により作品に出てくる道具や、周囲の反応、物理法則などが変わってくるためです。

そこを考えないと、話の展開に矛盾が生まれてしまいます。


世界観のポイント

・現実に存在する場所・気候・地形・文化か? またはそれに似た所か?

・物理法則のみの世界か、非科学的技術(魔法など)の存在する世界か?

・科学や文明の発展具合(時代設定)は? 便利な道具や機械、医療は存在しているか?


(例)

作品名:ロード・オブ・ザ・リング

場 所:中世ヨーロッパのような世界(架空)

法 則:非科学的現象多数。魔法あり。空想動物多数。

時 代:文化レベルは、中世ヨーロッパ程度。


作品名:シャーロック・ホームズ

場 所:イギリスのロンドン(実在)

法 則:物理法則のみ

時 代:およそ100年前


作品名:人間失格

場 所:日本(実在)

法 則:物理法則のみ

時 代:近代


作品名:スター・ウォーズ

場 所:宇宙(架空)

法 則:基本的には物理法則、多少超能力(フォース)

時 代:すごく未来(機械技術の発展)


以上。

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