【作者ネタバレ対談6日目】共働きの「あなた」への最後のメッセージ~それでも仕事より家事と育児を優先すべき理由~
こんにちは!ともりーなです(*´∪`)
対談の6日目は『共働きの「あなた」への最後のメッセージ~それでも仕事より家事と育児を優先すべき理由~』です!
お仕事がうまくいく考え方と、家事と育児がうまくいく考え方には違いがあるみたい。なにやら「資本主義が~」など、主語を大きくしてみたのね(*´罒`*)
大西:
今日はお互い伝えたいメッセージを入れましょうか。
佐野:
そうですね。妻には「いつも申し訳ない」という気持ちも、「もっと一緒に時間を過ごしたい」という気持ちもあります。だから、私にとってはともラク本は妻への手紙でもあります。そこから、妻の後ろにいる多くの方にも届いて欲しい本です。
大西:
私も、この本は佐野さんの奥さんへのラブレターだと思っています。
佐野:
最近、常見陽平さんという千葉商科大学の教授の方に、時間哲学に関するインタビューをさせていただいたんです。その方もとても一生懸命働く方なんです。教授もしながら本も書いてラジオも出て。私がインタビューさせていただいた時も、「朝6時にラジオを収録して朝ごはんを出演者と食べて、今ここにいます。この後授業です」というスケジュールでした。仕事も家事も育児も、趣味まで全力なんです。そんな方でも「家事と育児が最優先」って仰るんです。
理由はシンプルで「仕事はしなかったら自分の評判が落ちるとか仕事がなくなるくらいなんです。でも家事とか育児はやらないと人が傷つくか、命が失われるんです」って仰っていたんです。常見さんは普段から「僕は社畜じゃなくて、家畜です」とも仰っています。
大西:
ははは!それすごいですね(笑)。
佐野:
私も「家畜を目指そう!」と思いましたね(笑)。こういった常見さんの時間哲学にも影響されましたね。
大西:
私は何を最後に言おうかな。一番読んでくださるといいなと思う方は、パートタイマーや非正規社員で共働きをフルタイムでしている方なんですよね。私も専業主婦の経験があるので分かるんですけど、家事をする時間があるんですよ。子どもがいなかったので、旦那さんが帰ってくるまでにゆっくり家事ができるんです。だから、家事負担と言われても毎日やっていけばヘビーではないから大変ではなかったんですよ。
でも、非正規の共働きで同じ9時から5時までフルタイムで働いても、給料が正社員の男性の3分の1ということもあるじゃないですか。その時に旦那さんに「お前、俺の3分の1しか稼いでないんだから、家事の3分の2はお前がやれ」って言われているのが日本の実情だと思ってるんです。
佐野:
資本主義の論理や数字の論理で押されちゃうと、何も言えなくなっちゃいますよね。
大西:
そうなんです。でも資本主義の考え方を貫くと、フルタイムで働いていて、1日の中で残されている時間は同じなのに3倍の家事の負担が妻にかかっていることになるんですよ。だから、その状況に妻が苦しさを感じることは、おかしなことでもなんでもないっていうことが伝わってほしいです。
【明日の予告】
長いから明日も話すことになりました(*´罒`*)明日は対談の最後として「『共働きの「あなた」への最後のメッセージ~時間を使うことが、愛情表現になる~』をお送りします。
いよいよ最後ね。その後は番外編として愛理ちゃんと努くんの育児はじまりの話でも書こうかしら(*´∪`)
引き続き褒められて伸びる妖精ともりーなは、あなたのレビューやコメント、★をお待ちしています٩(ˊᗜˋ*)و
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