【作者ネタバレ対談1日目】なぜ妖精「ともりーな」が出てきたのか?
こんにちは!ともりーなです(*´∪`)
物語は『第10章(終章)◆さよなら、ともりーな~「愛と時間」の妖精~』で終わりましたので、今日からはネタバレと番外編をお送りしますよ~。
ネタバレとしては作者の大西さんと佐野さんの対談を、番外編は育児中の愛理ちゃんと努くんの物語などをお伝えします。私ともりーなも出てくる、かもね~(*´罒`*)
ネタバレ対談の目次はこんな感じです♪
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【作者ネタバレ対談~「おわりに」と執筆者からの「5つのメッセージ」:ご縁が続きますように~】
■1日目:なぜ妖精「ともりーな」が出てきたのか?
■2日目:「時間が大切」とわかった「痛い体験」~大西編~
●専業主婦時代の「報われない」家事
■3日目:「時間が大切」とわかった「痛い体験」~大西編~
●「心を置き去りにしない」家事の減らし方
■4日目:「時間が大切」とわかった「痛い体験」~佐野編~
■5日目:なぜ「愛は時間」なのか
■6日目:共働きの「あなた」への最後のメッセージ~それでも仕事より家事と育児を優先すべき理由~
■7日目:共働きの「あなた」への最後のメッセージ~時間を使うことが、愛情表現になる~
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それにしても、ネタバレとはいえけっこうさらけ出しちゃってるわね・・・。特に最初の「(1)なぜ妖精「ともりーな」が出てきたのか?」なんて、私のことよね。
ともりーなはともりーななのよ~٩(๑˃̌ۿ˂̌๑)۶
ということで、5日間のネタバレ対談をご覧あれ~!
【ネタバレ対談1日目:なぜ妖精「ともりーな」が出てきたのか?」】
大西:
「ネタバレ対談」では、「最後まで読んでくださってありがとうございます」をお伝えしたいですね。
佐野:
同感です。では、まず最初にお話したいテーマはなぜこういったストーリーの形で『共働きのパートーナーシップ』を書いたのかですね。
大西:
これは、本当のことを言っちゃいましょう。実は、私は現実的なノウハウ本を書きたかったんです。これまでの2冊の本を執筆した経験からも、書き慣れていますし。でも、この本の読者の方の気持ちを知っていて、自分も読者である佐野さんに「ただのノウハウ本は読まないですよ」と言われたんですよね。
さらには「妖精とかいたら良いんじゃないですか?」と言われて、最初は「はぁ?」って思ったんです(笑)。
佐野:
言いましたねー!「コウペンちゃんかわいいですよね!」という話をしたのが懐かしいです。ほら、朝起きただけで「えらーい!」って褒めてくれるなんて最高じゃないですか(笑)。(コウペンちゃんの公式HPを見せる)
大西:
もうね、私の感性では受け付けられないですよ(笑)。「優しすぎる!何も解決していない」って思いましたよ~(笑)。
でも確かに現実ばかり突きつけても、問題を解決する前に心が折れちゃうんですよね。それも佐野さんに言われて分かったんです。SF仕立てになったのは、読者の方が読みやすい形を追求した結果なんですよ。それで、SFっぽくしたら時間の話もしやすくなったっていう幸運もついてきましたね(笑)。
佐野:
読者の方は仕事も家事も既に努力している人ですから、「あなたはこうしないからダメなんだ」というスタンスでは届かないと思ったんですよね。共働き夫婦には、第三者の応援団が必要なんです。もう一つ、本書の特徴だと思うんですけど、「もっとがんばれ」というスタンスは取らなかったですよね。
大西:
そうなんですよね。本を読んでこれ以上やることが増えたら、忙しい共働きの人たちにとっては、さらに過酷にさせちゃいますからね。
佐野:
疲れたがんばり屋さんを支える存在としてのストーリーであり、応援団を具現化した存在としてともりーなは出てきましたね。
大西:
ともりーなは私たちの気持ちなんですよね。追い詰めたいわけでも何でも無いんですよ。読んでくださった方が本当に元気になって、共働きが楽になって、パートナーと仲良く過ごす時間を増やして欲しいっていう気持ちの現れなんです。佐野さんの人柄が出なければ、この優しい物語にはなってなかったはずです。
佐野:
読者になってくださるであろう方の性格は、とてもはっきりしていました。読み手が誰なのかを想像した時に、真っ先に浮かんだのは妻の顔だったんです。ここは太字にして妻にアピールしないと(笑)。
大西:
おぉ~!
佐野:
感情面の優しさと論理面のノウハウのバランスを取ろうと思ったんですよね。妻と話していても、ただ話を聞いて頷いて肯定するだけでは「意見は?」って言われるんです。一方で問題を特定して分解して、一つ一つ解決策を提示していくやり方を徹底しても「・・・なんか寂しい」って言われちゃうんです。
現実的でありロジカルでもあり、でも感性豊かな妻が納得してくれたら、妻の後ろにいる何千人、何万人、何十万人の方にも結果的に深く届く本になるのではと思いながら書いていました。実際に共働世帯は今では1188万世帯であり、専業主婦世帯の641万世帯の倍の数ですし。
大西:
読者が100%具体的というのはすごいですよね!私の知り合いの名前がキャラクターの名前になったりもしていたりします。今まで私が相談に乗った実際の生の声やシーンが描かれていますから、メッセージも具体的になりましたね。
佐野:
大西さんの場合は婚活アドバイザーなので結婚前から将来の共働き世帯をサポートしていて、さらに結婚して共働きが始まってからも相談に乗ってらっしゃいます。支援の期間が長いですよね。だから登場人物のセリフもメッセージも、現実に即していたように思います。
【明日の予告】
へ~私は「応援団を具現化した存在」だったのね~!この小説自体も「家事で疲れたがんばり屋さんを支えるストーリー」だったのね。
初耳(*´罒`*)から揚げ食べておいしかった思い出しかないわ(笑)。
明日は作者ネタバレ対談2日目です。大西さんがぶっちゃける『「時間が大切」と分かった「痛い体験」~大西編~』です。
あ、大西さんはこの小説の作者の一人ね!もうひとり佐野がいます。これまで愛理ちゃんと努くんが主人公だったから、「愛理さんが大西さん?努くんが佐野さん?」と間違えちゃいそうよね。別人ですよ~(*´罒`*)
あ、引き続き褒められて伸びる妖精ともりーなは、あなたのレビューやコメント、★をお待ちしています٩(ˊᗜˋ*)و遠慮しないでいいのよ~(*´罒`*)
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