【作者ネタバレ対談2日目】「時間が大切」と分かった「痛い体験」~大西編~

こんにちは!ともりーなです(*´∪`)


昨日は私の正体が明かされちゃいましたね・・・ま、いい感じだったから許すわ(*´罒`*)


今日は作者ネタバレ対談2日目です!テーマは『「時間が大切」と分かった「痛い体験」~大西編~』です。大西さんが最初の結婚、離婚の話をしています。またぶっちゃけはじめましたね。


「家事の合理化」に「ちょっと待った~!」と言ってるようにも見えるわね(っ `-´ c)



●専業主婦時代の「報われない」家事

佐野:

もう一つお話ししたかったのは、この本の主題でもある「時間」です。私たちが「時間が大切だ」と気づいた理由ですね。


大西:

私は実体験ですね。痛い目にあったんですよ。どこにも話したことないかもしれないです。


佐野:

お話しいただけますか?


大西:

もちろんです。それはこの本を家事の効率本にしなかった理由でもあるんです。私は結婚を2回してるんですね。1回目はかなり家事をロジカルにしていたんです。食洗機にして、洗濯物も自動乾燥機付きにして、ご飯は宅配で毎日ヨシケイにしたんです。

つまり、洗濯物も干さなくていいし、食べたら食洗機に入れれば終わりっていう生活だったんですね。掃除もフローリングなので、10分くらいで終わる状態です。極限まで家事を合理化して減らしていったんです。結果、どうなったかというと、自分の好きな仕事に没頭することができたんですね。それで、家庭のことはどうでも良くなったんですよ(笑)。


佐野:

家事に費やしていた時間を仕事に充てられますもんね。


大西:

私は仕事をするために家事を合理化したのであって、パートナーと過ごすためではなかったんです。この経験から、ただ単に家事を合理化しても、家庭が壊れることがあることを体験したんです。

だから、ただ家事を合理的にすれば幸せになれるとも思っていないんです。夫婦が円満になるために足りていなかったのは、一緒に過ごす時間だったんですよ。パートナーと過ごす時間が圧倒的に足りなかったんです。家事の話をする時間も合理化することでかえって、なくしていましたしね。


佐野:

他にも大西さんは、「最初の結婚の時はがんばりすぎていた」というお話もしてくださいましたよね。家の天井も拭いていたという話もありました。自分は家事をとてもがんばっているのに、夫はさすがにそれに気づくことが出来なくて、それに対して「なんで何も言わないのよ!」となってしまったという。


大西:

そうでしたね!実は私は1年間だけ専業主婦をしていたんです。その時に天井を拭いても何も見られない「報われなさ」が辛かったんです。私は報われることをやりたかったんですよ。「こんな報われないことやってられるか!」って、エプロンをちぎり捨てた感じです(笑)。それで自分で事業を始めることになって、家事の合理化に取り組むことにしたんです。この専業主婦の悔しさがなければ、私は今も仕事してなかったと思います。


佐野:

がんばることだけが目的になって続けられる人は、そんなに多くいないはずです。


大西:

専業主婦にとって、見てくれる人は家族しかいないんですよ。家族が見なければ、自分は存在していないのと一緒なんです。でも夫は「俺は会社で働いているんだから、お前が家事をするのは当たり前じゃん」と考えてしまって、妻の家事のがんばりを見ないんですよね。

でも働いている人は上司に認められたり、周りから感謝されますけど、家事は家族が見ることを止めたら誰にも認められないし感謝もされないんですよ。だから仕事と家事の違いは大きいんです。


佐野:

つまり単純に「お前の方が年収が少ないんだから、お前が家事をするのは当然だ」は成り立たないんですね。


大西:その通りですね。


【明日の予告】

大西さんは「家事を合理化しても、家庭が壊れることがあることを体験した」のね。専業主婦世帯も共働き世帯も、とにかく「時間がない」だから家事を合理化したら楽になれるかと思ったら、そんなこともないのね。


合理化の悪いところも知っていないといけないんだ(っ `-´ c)


みんな私みたいに夢レッスンみたいにワープできたらいいのかなー(*´罒`*)


明日は大西さん編が「●「心を置き去りにしない」家事の減らし方」に続きます~♪


引き続き褒められて伸びる妖精ともりーなは、あなたのレビューやコメント、★をお待ちしています٩(ˊᗜˋ*)و

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